000023 林 琳（遼寧師範大学）
何があっても前へ前へ
「雪が溶ければ何になるの。」
「水になるに決まっているでしょう。」
「いいえ、春になるんだ。」
小さいころ、お父さんにこう聞かされた。生意気な私は答えを間違った。その時、なぜ
そのように聞かされたのかは分からなかった。でも、その答えは後になって「何があって
も前へ進む力」の原点になった。
「聖教新聞」を手にして、真っ先に「何があっても前へ前へ」というテーマの文章に引
かれて読んだ。阿部さんという婦人が困難を乗り越えたいい話だった。ご主人が事故に遭
って眠り続けても、経済が苦しくても、離婚させられても、運命に負けないで、「自分の願
いが叶う信心を必ず証明する。」と決意した。読み終わって本当に泣いた。そして、阿部さ
んにちょっと似ている自分の今までの人生経験を思い出した。
「私は不幸だ。」そう思い込んだことがあった。１４歳のときに親愛するお父さんを永遠
に失った。優しくて、いつも私の頭を撫でて励ましてくれるお父さんは二度とそばに居ら
れなくなった。私は雪が溶けない世界に閉ざされた。夢を見た。微笑んでいるお父さんは
私の頭を撫でて「雪が溶ければ春になるんだよ、強くなって、母さんを守るんだ。」と言っ
た。もう泣かないと誓い、頑張った。そのうち何度も泣いている自分を責めたときもあっ
たけれど。すべて母さんが笑えるために、母さんを守るために。成果があった。大学に合
格した。母さんの誇りになった。母さんの負担が掛からないように、できるだけバイトを
した。勉強も真面目にやり、奨学金も何度も貰った。とても言葉で表現できないほど辛さ
があったけど、母さんの笑顔を見たいから、お父さんとの約束を守りたいから。
人生は決して簡単ではない。でも、「何があっても前へ前へ」進もうという信念はなくし
てはいけないんだ。辛くて忘れたい思い出も必ずある、でも、その思い出をきちんと背負
って生きていける自信は捨ててはいけないんだ。そのような覚悟があれば、きっといつか、
すべてを乗り越えられるんだ。忘れてもいい思い出はひとつもないと信じたいから、力を
手に入れる、強くなれる。「何があっても前へ前へ」と進めるんだと思った。
お父さん、今、やっとその答えを分かるような気がした。どんなに寒くて、雪が積もっ
ても、春がきっと来る。そのとき、雪が必ず溶けて、暖かい春になるんだ。
そう「冬は必ず春となる」んだよね。
以上
000017 王慧子（遼寧師範大学）
平和のために
聖教新聞で「平和のために」という言葉をよく見ます。聖教新聞を読みながら創価学会
についてもっと深く分かってきました。心から池田大作さんと創価学会の皆さんに感心を
持っています。創価学会があるので、私は日中友好にもっと自信があります。創価学会は
仏法の根本に基づいて「世界平和」という同じ目的に向かって、同じ信条を共有していて、
たくさんの会員を集めます。池田会長と創価学会は日本で重要な地位にあって一挙手一投
足が全局面に影響を及ぼしています。しかし、私たち中国人はこんなに素晴らしい団体を
あまり良く知らないのです。もし創価学会を知り、よく交流すれば、多分日中友好はもっ
とうまく行くと思います。平和主義を主張して、自分の力も出して平和のために頑張って
いる人たちは、きっと戦争の残酷さがよく分かると思います。中国人は戦争が大嫌いです。
政府にしても、普通の国民にしても二度と経験したくないです。平和の生活を熱望する気
持ちは創価学会の人たちと一緒だと思います。池田会長は世界で尊敬をもらうとともに、
創価学会の影響力も広めて、平和主義も人間の心に深く入り込みました。
今の世の中でテロリズムと覇権主義と強権政治，また超大国間の軍備競争はひどく世界
平和を脅かしています。核兵器も注目される問題になりました。
戸田第二代会長は1957年9月8日横浜市の三ツ沢競技場で「原子爆禁止宣言」を発表し
ました。核兵器を「絶対悪」ととらえ、その存在自体を否定した宣言でした。核兵器の脅
威が広がる現代にあって、この宣言は先見性があります。平和主義を主張している日本人
でも中国人でも池田会長の平和、文化、教育への献身に心から敬意を表します。
創価学会は日中友好にとって大切な団体です。私は仏教徒ではありませんが、創価学会
の主張に大賛成します。これからはいよいよ私たちの本領発揮の時です。世界中が私たち
の活曜に期待し、平和主義と人間主義の勝利を待っています。
平和のため、人類の幸福のために、あの地でも、この地でも、美しき対話と友情の花を
咲かせて参りたいです。
以上
000014 張歓欣（大連外国語学院）
私たちの使命
冬休みの時、「聖教新聞」を読みました。特に、「青年」（Page for the youth）というコ
ラムに興味を持つようになりました。
創価班・牙城会の首都圏大学校生大会が、２００６年９月１９日に東京戸田記念講堂で、
それぞれ盛大に開催されたという記事を読みました。当日の池田先生のメッセージに「君
たちの成長が、本陣を難攻不落にする。君たちの勝利が本陣の勝利です。学会の勝利です。」
とあります。
記事と池田先生の言葉を読んで、いろいろ考えました。創価学会が青年たちの成長と活
躍を非常に重視しているとつくづく感じました。そして、池田先生が青年たちを励ます言
葉から、先生が青年たちに大きな期待を抱いていることを覚えました。
グローバル化につれて、アジアの発展の中で、中国と日本の活躍はさらに注目されてき
ました。これからも、良い交流伝統を受け継いで、友情をもっと深めるのは私たち若者の
責任だと感じています。若者としての私たちの双肩にかかっているのは中日友好の未来で
す。日本語を専攻している私は自分が中日友好交流の未来の架け橋として育てられている
のだと考えています。
２００７年、中日両国民は中日国交正常化３５周年を迎えます。これがきっかけになっ
て、中日文化交流年という活動が全国で盛大に行われることになりました。両国民の交流、
特に青年たちの交流を飛躍的に展開し、両国民の友情の増進を促す方針も決まりました。
日本語専攻の学生として、私はいつも中日友好交流に責任感を持っています。中日友好
活動のために、未来に向かって、若者らしいことをするつもりです。もっと多くの日本人
の若者が中国に来てもらいたいです。中国人はどんなに情誼溢れるか、どんなに平和を愛
するか、中国の青年たちは日本のことにどんなに興味を持っているのか、日本の青年たち
との深い交流をどんなに期待しているのか、こちらのことを一杯分かっていただきたいの
です。中日の青年たちの共同努力を通じて、中日友好はきっと輝かしい未来が開かれると
確信しております。
以上
000046 唐丽璀（大連大学）
中日友好の橋
以前、私はテレビの中で次のような場面を見たことがあります。ぼろぼろな小屋のよう
な建物で、みんながいっしょに勉強していました。このような光景を私はとても苦しいと
感じます。子どもは国家の未来の希望と言われていますが、中国は発展途上国ですので、
貧しさや、病気などのために学校に行けない子どもたちがたくさんいます。だから、大人
になっても、字が読めない人がたくさんいます。
今日は聖教新聞で『「子どもの幸福」のために連帯』という記事を見ました。内容は創価
学会教育本部の代表２０人による「日中友好教育者交流団」（宮本発団長）が２６日、陝西
省西安市にある「創価希望小学校」と「陝西市販大学付属中学校」を相次ぎ訪問。創価希
望小学校は、2000年７月、中国・西安市の藍田県・張村に完成した小学校。池田名誉会長
は中国が進める「希望プロジェクト」、つまり学習の機会に恵まれない子どもたちへの支援
活動に応じ、同校から立派な青年が陸続と躍り出て、「中国の希望」「世界の希望」と輝い
ていくことを念願しました。
私はその記事を見て、本当に嬉しいです。心から池田先生に感謝いたします。教育は国
を興す元です。国家の発展には、まず人材の育成を重視するべきです。社会に適応し、時
代のフロントに向かい、全面的に発展する人材を育成するからこそ、私たちの国はもっと
良い発展をとげます。また、世界の先端に立つことができます。創価希望小学校の設立は
これらの子供の学校へ行く夢を叶えるだけでなく、更に中日両国の交流がますます深まり
ます。
中日両国の友好往来の歴史は、遠い昔より連綿と続いてきたものです。われわれ両国は
一衣帯水の隣国であり、古くから各分野で、密接な交流がありました。これらの交流を通
じて両国民の間は深い友情で結ばれました。友好と平和の理念を子どもに伝えれば中日両
国の友情が世世代代に続いていくことができます。将来彼らが中国の希望になるだけでな
く、きっと中日友好の橋になると固く信じています。
以上
000044 楊 京（遼寧師範大学）
第一回スピーチ大会参加・次点
「平和への旅路」を読んで
昨年九月、私は小金橋学生への応募で「日中友好の一つの考察」という小論文を書きま
したが、意外にも合格することができました。良い勉強として、とても励みになりました。
しかし、三年生として、先生の指導の下、日本語を勉強していますが、成績は優秀とは言
えません。この度合格することができましたが、嬉しい半面、戸惑いもありました。
今回、「聖教新聞」を詳しく読んで、特に創価学会名誉会長池田大作氏の詩「平和への旅
路」を読んだ後、創価学会は自分たちの理想を目指し、常に前に進む強い団結力を持って
いると感じました。
田中先生からも創価学会について紹介されましたが、自分でもインターネット等を通じ、
詳しく調べました。「創価」は価値創造を意味し、その価値の中心である「生命の尊厳」の
思想に基づく「万人の幸福」と「世界の平和」の実現が創価学会の根本の目標です。そし
て、様々な社会問題に関心を持ち、例えば、平和、教育、環境等の面でいろいろな活動を
しています。
「平和への旅路」の詩に創価学会の三色旗は、赤は勝利、黄は栄光、青は平和を意味す
ると書かれています。私は「勝利、栄光」は平和ではないと、成り立たないものであると
感じます。
しかし、平和というと、そんなに簡単なことではなく、多くの国々と多くの人々の努力
と協力なしでは実現できないものです。創価学会は日本国内1200、海外500の会館、そし
て、多くの個人会場があって、世界190カ国に影響を与え、栄光の旗はそのような多くの
所で翻り、世界平和と万人の幸福を願い活動しています。
そして、時間が経ち、この感想文を書いていくうちに、昨年の合格に対する戸惑いは消
えました。前回の合格は成績が優秀ではなく、私のような「世界平和」「日中友好」に興味
がある学生が合格するものです。だからこそ、お互いに良く交流し、理解し合えるように
力を尽くしたいと思います。
創価学会の平和活動は平和理想を持って人々に模範を示しています。それとともに小金
橋学生に合格した学生たちも、他の人々に平和の思想を訴えています。そして、私は多く
の人々が、平和について考え、積極的に行動し、「平和への旅路」が世界中につながること
を希望し、自らも進んで参ります。
以上
000042 李 華（遼寧師範大学）
教育こそ人間の究極の聖業
創価学会は戦争に反対し、平和を願う組織です。聖教新聞を読んで創価学会の事をもっ
と詳しく理解できました。思わず創価学会の名誉会長池田大作氏に大変に感銘しました。
池田名誉会長は中国人民の古い友人であり、ずっと日中友好事業に尽力してきました。
先生は「子供達は未来よりの使者」だと言いました。これからの未来を作っていく子供達
が大事ですから、岩手、盛岡にて開かれた全国大会で先生がメッセージを寄せ祝福しまし
た。先生の言う通りに「教育こそ人間の究極の聖業」だと思います。多分、それは子供の
幸福を根本に、価値創造の人生を教える創価の人間教育なのだろう。
聖教新聞で創価学会員についてのニュースを読み、池田会長が創価学会員にどんなにも
大きな影響を与えたのか、良く分かりました。素晴らしい先生だから、素晴らしい「教育
力」を発揮します。そのために、多くの国の多くの大学から名誉教授称号を与えられまし
た。非常に栄光な事は彼も私達の大学の名誉教授です。それはほんとに本学の誇りだと思
います。
SGI会長としての池田大作氏の青少年に対する、非暴力の精神を伝え行く「教育革命」
はみんなに賛同されました。だから、カリフォルニア州黒人教育委員連合からも賞賛され
ました。相手を信じる事こそ確かに今の私達にとって、必要なものだと思います。これか
ら、どんなに困難があっても、きっと恐れないで、自信をもって、頑張ります。
池田大作名誉会長は日中両国の国交正常化を始め日中友好のために全力を注いで、たく
さんの努力をしました。
「ガンジー、キング、池田」展が開会されました。世界平和の重責を担うために、私達は
必ず「ガンジー、キング、そして池田」の非暴力の精神をうけて、世界平和のために一生
を捧げたい。ですから将来優れた通訳になる夢を胸に抱いています。自分の力を出して、
日中両国の相互理解を深めたいです。この目標を目指して、毎日、通訳技術と人間性に磨
きをかけて、日本語を勉強します。将来素晴らしい通訳になれると信じています。日中友
好のために役に立つでしょう。
池田名誉会長を始め、日本の民衆と我が国の人民の努力を持って、日中両国の未来はき
っと後世まで続いていくと思います。
以上
000026 韓 蕾（大連大学）
第一回スピーチ大会参加
平和友好の魂を継承
池田大作名誉会長の中国初訪問は中日友好への一貫した行動として、私は感動の念に堪
えません。
聖教新聞によると、思えば、１９６８年（昭和４３年）９月８日、名誉会長（当時、会
長）が創価学会の第11回学生部総会の席上、歴史的な「日中国交正常化提言」を発表した
ことによって、両国の友情の道は大きく開かれた、とありました。
当時は、東西冷戦の渦中、日本政府も中国敵視政策をとっており、両国の融和を図る発
言をすれば、命に危険が及びました。その状況下で発信された、まさに“命懸けの提言”
だったのです。その４年後には、ついに日中国交正常化が実現しました。この提言がなけ
れば、両国の友好の歴史は、もっと遅れていたでしょう。世界史から見ても、非常に大き
な意義があるのです。
中国の周恩来総理は、中日友好について、決して自らの功績にしようとはしなかった。
どこまでも毛沢東主席が中国を立てたとして、そして世界の平和のために尽くされました。
それゆえに、真実を知る国民は、今もって周総理を心から信頼し、尊敬しているのです。
また、池田名誉会長は、かつて日本軍が、我が故郷の湖南省の長沙を３方面から侵略し、
攻撃した事実に触れながら、日本の蛮行を深く謝罪されました。私たちの立場と気持ちを
良く理解された発言に、心から敬服しました。
池田名誉会長には、これまで、中国の各界から１４０以上の顕彰が贈られています。ま
た、中国の書店には著作がたくさん並び、図書館にも所蔵されています。中国の多くの学
識者もその思想を学んでいます。 名誉会長のスピーチ、そして多くの詩作などは、まさに
言葉の芸術です。それらが持つ力について探究していくことも、後世にとって重要です。
今、中日両国の関係は新しい局面を開きました。安倍首相「日中関係を更に促進」とい
う提言がある。事実は日中両国の関係には大きな潜在力があると考えている。
私は今後も、日中関係の更なる発展に向けて努力していきたい。周総理と池田名誉会長
の平和と友好の魂を継承し、両国の次代を担い立つ若き連帯が大きく広がることを、心か
ら念願し、期待し、頑張って参ります。
以上
000033 王霄燕（大連外国語学院）
第一回スピーチ大会参加
世界平和について
今度、『聖教新聞』を読んで、池田先生の主張を更に知って、平和についてもっと分かり
ました。新聞には、数多くの心に響く言葉がありました。その中から、二つがすごく言葉
に意味を持っていると思ったので、それらについて考えていこうと思います。
まず、「子供たちに託す未来の地球は、希望あふれる緑の星であってほしい……」です。
わたしはこの言葉にすごく共感しました。私達はまだこれからの未来が長く、その未来を
決めて行くのは自分達です。この言葉の通り、自分達の人生も地球の人生もすごくきれい
なものになっていけばよいなぁと思います。私達自身が、地球が希望あふれる緑の星にな
っていくように、少しの事でも協力できることは進んでやっていこうと思います。少しず
つでも地球がきれいになれば、十年後、二十年後には、現在よりすごく輝いている地球に
変わっていくと思います。
もう一つは、「地球は一つの家族」という言葉です。本当にいろいろな人達の心が詰まっ
ている言葉だと思いました。画面上に映っているただの言葉ではなくて、すごく感情のこ
もった言葉です。数秒間、私はその言葉を眺めてしまいました。地球にすごくたくさんの
それぞれ個性を持った人がいます。その人々が皆家族で支えあい、差別なく平等に生きて
欲しいというような意味がこの言葉には詰まっているのではないかと私は思いました。
今の世の中は、世界中全部が平和ではありません。テロがおきている国、自分の家族が
いない人、殺人事件など、それぞれのことに平和ではないということを良く知らされます。
他にも平和だと自信を持って言えない部分がたくさんあります。これから少しずつでもよ
いので、自信を持って、それぞれの人々がそれぞれの国が「ここは平和で楽しい。」と笑顔
で言える日が来るようになっていけばよいなぁと思います。
一人一人が幸せな生活が出来る地球を目指して、地球を私達が変えていこうと思いま
した。これから地球が平和になるために私が出来ることがあれば、しっかりと取り組んで
行きたいと思います。
以上
000037 劉 静（大連外国語学院）
創価は中日友好の橋
世界では、仏教とイスラム教とキリスト教との世界的な大宗教が三つあります。日本で
は、そのほかに，聖教があります。聖教とは何ですか。一言で言えないと思っています。
冬休み，私は家で聖教新聞を読んで、感想をたくさん持ちました。聖教とは創価学会の
ことです。聖教新聞から、創価の思想を分かるようになりました。創価は平和・文化・教
育の活動を通して、人間主義の潮流を世界に広げていこうとします。
創価教育の父・牧口常三郎初代会長は、一人の教師、小学校長として子どもたちに尽く
し、平和文化と幸福のための価値観を全人類に広げ、幾多の人々に生の希望を与え続けま
した。そして、日米の創価大学はじめ、世界各地に教育機関を創立し、その理想をダイナ
ミックに実現しゆくＳＧＩ池田会長――教育で社会と未来を建設する創価教育に理念と実
績が今、アメリカ社会から注目を集めています。創価教育は中国の教育界に大きな啓発を
します。「教育の目的は、子どもの幸福」との牧口初代会長の信念から始まり、池田名誉会
長の「どこまでも一人を大切に」との信条、そして万人が幸せを謳歌できる「教育の世紀」
を築くため、人間主義に立った教育と世界を結ぶ対話の波を広げるために歩んでいます。
創価は中日友好の橋です。創価希望小学校は、2000年7月、中国・西安市の藍田県・張
村に完成した小学校。中国が進める「希望プロジェクト」が池田名誉会長の提案受けて創
価学会が支援したもの。名誉会長は完成記念式典にメッセージを寄せ、同校から立派な青
年が陸続と躍り出て、「中国の希望」「世界の希望」と輝いていくよう念願しています。こ
のことで、友好と平和の理念を子どもたちに伝えていきます。中日両国の友情が世々代々
に続いていきます。
田中先生は創価の影響で、中日に小金橋を架けて、私のような中国の大学生を助けます。
私たちは、日本語がだんだん上手になります。将来、仕事をしたら、中日友好のために、
自分の力を尽くそうと思っています。
以上
000039 郭 叙（遼寧師範大学）
第一回スピーチ大会参加
前進と勝利へ出発!
聖教新聞を読んで、考えさせられる点が実に多かった。それは、一言で言ってしまえば、
友好と前進であると思う。
新聞の中に、いろいろなことが書いてある。国家と国家の間の交流とか、創価の青年の
運動、個人の感想とか。一番印象づけられたニュースは創価の女子たちが信念を持ってさ
まざまな分野で積極的に働くとともに、池田会長の哲学を世界に伝えるということだ。若
いが、根気が強い、とても感心させられた。私は女子として、なんとか何かに役立つこと
をしなければならない。友好のために、勝利のために。
もう一つ印象づけられたのは、中国東北師範大学史学長一行は創価大学を訪問したとい
うことだ。これは中日友好の一つの印である。史学長一行は学生たちから熱烈な歓迎を受
けた。同時に、中日友好への変わらぬ熱意を感じ、青年たちがいれば未来は明るいと確信
する。中日友好というと、中日両国の人々の共通の願いと思う。昔から、友好を重視する
人々は中日友好のために努力して頑張ってきた。今、両国の交流が強くなるに従って、一
段と友好の進展が必要だ。
中日友好という点において、池田大作先生と周恩来総理のことを思い出した。三、四十
年前、二人とも中日友好のために全力を挙げて、ひたむきに走った。今、両国の青年たち
はもっと責任を持って前へ進んでいる。みんなの信念と努力あっての両国の友好と前進で
あることを忘れてはなるまい。だから、青年の一員としての私は中日友好が永遠に継続し
ていくことを願って、頑張りたいと思う。
でも、本当に信念を持って、勝利を目指して奮闘するのは難しい。人は時に意志が弱い。
だから、私たちは池田先生と周恩来総理の教訓を胸に刻み、何があっても前進の道をまっ
すぐに歩むべきだ。
聖教新聞の中に「勇気と誠実、団結と執念で尊き我が友の決意に万歳を捧ぐ」と「前進
と勝利へ出発」という言葉がある。私も今からこれを胸に刻み、平和と正義の道を歩み行
き、友好と勝利に向かって進みたいと決意する。
以上
000036
周艺霏（大連外国語学院）
第一回スピーチ大会参加
人間のために
聖教新聞を読んで、私は深い感動を覚えました。池田大作先生が「人間のため」という
主旨で創価学会を作られたことは大変すばらしいと思います。世界の各国は進歩している
とはいえ、いろいろな地域で戦争が続いていますし、飢餓線上に喘ぐ人間は非常に多いで
す。以前、私はこういうことに関心を持っていませんでした。こういうことは自分からは
遠い存在だと思っていました。しかし、聖教新聞を読んだ後、自分は地球という世界に住
む一人のメンバーとして、世界の平和のためにできるだけ力を尽くすべきだとつくづく感
じるようになりました。
池田大作先生は「たとえ思想,信条は異なっていても、人間同士が互いを人間として受け
入れ、理解しあうための障害は決してない」と言ったことがあります。この文は哲学的、
宗教的核心に迫るものです。これは自然に私に深い感銘を与えています。「人間のために」
というところから宗教的寛容を主張される池田大作先生の主張は、世界の宗教的対立が激
化し、全面的宗教戦争を叫ぶ声さえ聞かれる今日の世界にとって、重要で、かけがえのな
いものだと思います。池田大作先生の広い胸に私は心から感心します。池田大作先生の世
界平和に対する大きな愛は国と国との限界を越え、あまねく世界にあるということが分か
りました。池田大作先生の立派な人格の魅力は人々を敬服させずにはおかないとしみじみ
感じます。
私は今回、小金橋学生の資格を得ることができたのは田中先生のおかげだと思います。
田中先生は創価学会の主旨の基で世界の平和のために努力していらっしゃいます。池田大
作先生のような人は絶えず「人間のため」ということに力を注いでいるので、世界はもっ
と明るい未来が期待できるに違いありません。
私は日本語を専攻している大学生です。将来、日本語関係の仕事をして、中日友好の架
け橋になるように頑張っていきたいと思います。中日両国間の相互理解と相互発展を促進
して、両国間の明るい未来に力を尽くしたいと思います。しかし、このような仕事は決し
て簡単な仕事ではありません。だから、私は必ず自分の目標を実現するために、一生懸命
勉強したいと思います。
以上
000003 于 倩（大連大学）
第一回スピーチ大会・銅賞
草の根外交
私は小金橋の学生になり、もう二年に渡った。この二年間の中で、小金橋の活動に参加
したり、田中先生と懇談したり、聖教新聞を読んだりして、日本語能力を高めるだけでは
なく、もっと重要なのは中日関係について私の考え方が熟成してきたことである。
「聖教新聞」は私が始めて読んだ日本の新聞で、SGI の多彩な運動を幅広く報じ、さまざ
まな情報を発信し、世界にSGIの出張を出している。池田会長の出張に応じ、聖教新聞に
中日友好交流についてのニュースがよく載っている。
去年の12月中旬ごろの聖教新聞によると、宋健会長を団長とする中日友好協会は日本を
訪ね、池田会長とともに中日友好の新時代を展望し、語り合った。池田会長は「日中友好
こそ世界平和の大原則」と出張した。今年は中日国交正常化35周年で、この35年来、池
田会長はずっと中日友好の最前線を走って、力を尽くした。「平和」と「発展」は世界の二
つの主題で、ボーダーレス化のプロセスの中で、中日関係の進展は世界の平和と発展に貢
献をなすと思う。中日は経済の面で、切っても切れない関係を持っているので、経済の緊
密化はある程度の両国の交流を増やし、お互いに発展の契機を提供する。2008年の北京の
オリンピックや2010年の上海の万博は中国に対し、経済の成長にいいチャンスだと思う。
この際に、両国の他の分野の交流もよくなって来ると思う。中日交流の中で、草の根の交
流は重要だと思う。
小金橋であれ、創価学会であれ、この民間の組織を通じて、私は日本についてのことを
だんだん知るようになった。
また、聖教新聞を読んで、大学生としての私も中日友好のために、どんなことをやった
ら良いかと考えた。中日友好のために、貢献をなすことは何も大そうなことをするのでは
なく、自分の身近な小さなことからやったら良いと思う。「聖教新聞」を読んで、みんなと
一緒に感想を話し合ったり、よく電子掲示板を使って、交流したり、日本の友人と手紙を
書いたり、あるいはメールで交流したり、日本の留学生や実習生と話し合い、お互いに自
分の国の文化などを紹介したりする。
今、会社で企業実習をしている私は日本人の同士や上司とスムーズに付き合い、仕事を
ちゃんとやり、会社に利益を設けることも中日友好に貢献をなすことの一種だと思う。
一人の力が小さいけど、続けてやると、小さな力で偉い目標に達することもできると思
いますので、今後も草の根外交に頑張って行きます。
以上
000040 楊 晶（遼寧師範大学）
平和へ私にも何かができる
「平和へ私にも何かができる」これは＜＜聖教新聞（12月24日）＞＞を読んだ後で一
番深い印象を残した言葉です。
聖教新聞は他の新聞と同じに政治、経済、文化などのいろいろな方面の記事を含めると
ともに、他の新聞にない特質があります。それは平和のための努力だと思います。
政治であれ、文化であれ、どの方面の内容であれ、いつも平和な意義を持つ。その心か
ら、珠玉の言葉がうまれた。本当に励まされずにはいられない。「世界桂冠詩人」として“希
望の詩”を謳い続ける池田SＧI（創価学会インタナショナル）会長の文章を読んでいろい
ろな感想があった。
「平和への闘争」は素晴らしい詩です。
この詩は私に平和は日々の現実の中にある。だから自分にも何かができる、と実感させて
くれまました。そして、一人の人間の勇気が社会の変革につながる、他の誰かではなく自
分自身の貢献によって平和は可能となる、と教えてくれました。
その思想は時代、文化の差異を超えて共鳴しあう。平和に対する学生たちの姿勢が悲観
から楽観に変わったのです。自分たちにも、平和のために何かができると確信を抱くよう
になったのです。
私は＜＜聖教新聞＞＞からたくさんのことをもらった。もっと平和を理解し、中日友好
を理解し、そして、頑張ります！
以上
000030 柳 江（大連外国語学院）
｢誓い｣に生き抜く人生
この間、私は池田先生の、｢誠を尽くせ、諸葛孔明の如くに、わが『誓い』に生き抜く人
生たれ｣という文章を読んだ。心から大いに感動させられた。
諸葛孔明は中国の歴史の中で有名な軍事家、政治家といわれる。また、彼の輝く人生は
民衆に深い印象を与えた。2006年（平成18年）6月18日、創価大学の記念講堂で、民音
の招聘で、｢中国京劇院｣の特別の公演が開催された。池田先生は出席された。その京劇の
名前は｢三国志――諸葛孔明｣である。池田先生は諸葛孔明が劉備に｢天下三分の計｣を語っ
た時、戸田先生の話を思い出した。｢何事であれ、二つの勢力だけでは、どうしても対立や
衝突や争いの方向にいってしまう。平和と安定のためには、正しき価値観、中道の哲学を
持った『第三極』を確立することが絶対に必要である｣と。政党でも、宗教でもそうである。
ところで、池田先生は中国の人民日報への寄稿で、周総理を「二十世紀の諸葛孔明」と
讃えられた。周総理は諸葛孔明の如く、晩年に病気が重くても、人民のために、生命が燃
え尽きるまで一生懸命に働かれた。それゆえ、今の中日民間の友好交流が順調に進んでい
ることに、周総理は微笑まれるだろう。また、中日友好がよりよく進むことは私たち青年
の責任であり誓いだと考える。
池田先生は諸葛孔明の如くに、「誓い」に生き抜く人生をしたいと話せられた。私もこの
ような輝く人生をしようと思っている。もちろん、人間として、いろいろな不愉快なこと
がある。例えば、理想的な大学に入られないとか、お金が足りないとか、好きな人が亡く
なるなど、これらはある人にとっては自分の考えを立て直すことができないかもしれない。
しかし、どうしても、夢のために、目標のために、困難と挫折と悲傷に負けないで、明る
く、逞しく生き抜こう。
今、学生として私の将来の目標は、日本語と英語に精通して、翻訳もし、通訳もするこ
とである。そのために、たくさんの準備が必要だし、自分の誓いのために、よそ見をしな
いほうがよいと思っている。そうであれば、たとえ望みを果たさなくても、後悔がないだ
ろうと思う。
以上
000009 李 娅（大連外国語学院）
未来を光らせる
創価学会の理想は、「庶民が最も大事にされる社会」をつくることだ。それこそ「真の民
主主義社会」であると考える。草の根の庶民が最も大切にされ、生き生きと暮らせる社会
こそ、真に平和な世の中ではないでしょうか。創価学会は、どこまでいっても「庶民の味
方」であり続ける。これは、池田大作先生も、何度も訴えている。
創価学会の活動を通して、池田先生の指導を受け、人生の暗闇の中に一筋の光明を見出
したように、自分の価値を知り、新しい人生を切り開いた人々のことは聖教新聞にたくさ
ん掲載している。その人たちの姿を見て、私は感動した。
人間は自分の価値を知り、自立しなければならない。誰でも、自分自身にしかできない
方法で、偉大になれるチャンスを平等に持っている。そのチャンスに賭けて頑張るべきだ。
どんな人生でも、必ず幸せになる力を持っているだろうと思う。誰でも、目の前の困難に
負けず、自信を持ってやり遂げていけば、自分らしく勝利し、最高に幸福になるに決まっ
ている。「青年期の奮闘は、やがて、悔いなき財宝に変わろう」という池田先生の言葉があ
る。私も平凡な道でも非凡に歩むと決心した。
池田先生の詩歌で特に心打たれ、勇気付けられてきた言葉もある。
「幸福は、生き抜く力を持った人の中にある。」
戦争はまだわれわれ人間から離れていない。こんな時代にあって、あらゆる想像力を駆
使して生命を尊重し、日々、平和を創造しなければならない。私たちの周りにある、あら
ゆる暴力を平和的な形で否定し、開かれた心で耳を傾け、活発な頭で日々平和を築かなけ
ればならない。私も中日友好のためではなく、世界の平和のために、なんらかの貢献をし
たいと思っている。世界に変革をもたらす一員になるために、ずっと頑張っている。われ
われの未来も、世界の未来も無限の可能性が光っている。
中日友好の道はまだまだ長いが、われわれにある責任は重いのだ。われわれはこの責任
が担える肩を鍛えなければならない。なぜならば、未来はわれわれを待っている。
以上
000049 邢微微（大連外国語学院）
偉大な友誼による国交
中日両国の国交を回復したのは１９７２年のことでした。国交の正常化は両国にとって
政治や経済にとても有益であった。聖教新聞を読んで周恩来総理と池田大作先生の事績に
とても感心しました。
２００２年９月２９日の＜聖教新聞＞のトップニュースに中国人民大学が池田名誉会長
に「名誉教授」称号の授与が決定したと詳しく報道されました。この授与式はちょうど中
日国交の正常化３０周年に当たっていて、池田先生の中日両国の人民の友好のために力を
尽くしたことと文化教育への貢献を認めたことです。その４年後、北京師範大学が池田先
生に「名誉教授」称号を授与したというニュースが再び「聖教新聞」に載っていました。
これは、池田先生と多くの方々が努力したことによって、日中友好はすでに両国に関心が
持たれていて、大切な事業となっていることからも、明らかにその貢献を認めたことです。
１９７４年１２月５日、池田先生は周恩来総理と会見されました。中日友好に対して、
両人とも人民が第一という見方を持っていました。周総理は「創価学会は人民の中に根を
下ろして創られた団体である。人民の中へ行く、人民とともになる」といいました。これ
はちょうど池田先生の「日中国交の正常化は目を民衆と民衆の間に置くべきで、国家と国
家の間ではない」という基本的な精神とまるで同じでした。両人は深い友情を確立しまし
た。
池田先生は周総理を「２１世紀の諸葛亮」だと評価しました。周総理のたくさんの親
切な配慮に接して、池田先生は周総理が総理としてずば抜けている能力に感心しただけで
はなく、総理の立派な人格に感心しました。「残りの２５年間に、アジアと世界の平和に堅
固なレールを敷くためと２１世紀の中日友好の事業を完成する…」池田先生は総理のこの
遺言を自分が継いで中日友好を推し進める原動力としています。
私も是非責任を持ち、周総理と池田先生のように、中日友好に力を尽くしたいと思いま
す。
以上
000031 羅 垚（大連外国語学院）
第一回スピーチ大会・銀賞
人類の故郷を守る
この前、私は図書館で聖教新聞を借りた。聖教新聞はいったいどんな新聞か分からなか
ったが、好奇心からそれを読み始めた。読むと、聖教新聞とは日本の創価学会の機関紙で
あることを知った。そして、創価学会は、実は大乗仏教と同じく、自分だけではなく、世
界各国の人々が平和な環境で生きていけるようにしようという願いを持っていることが分
かった。
最近、聖教新聞に載ったニュースで、中国·貴州大学から池田名誉会長に｢名誉教授｣称号
が授与されることを知った。
私は思うに、これは池田先生をはじめ、創価学会全員が中日友好のために尽くした努力
の賜物ではないだろうか？ そして、中日両国が緊張関係に陥った時、池田先生は世論の
圧力をよそに、毅然として｢日中国交正常化提言｣を発表した。この中日友好の精神と勇気
は中国人にとって敬服するに値しないだろうか？ これらを考えても、池田先生に名誉称
号が授与されるのはあたりまえのことではないだろうか。
池田先生は中日間だけでなく、他にも他国の平和のために貢献している。もし33年前、
池田先生が中国·ソ連に訪問しなければ、中国とソ連はもしかして戦争を避けられなかった
かもしれないのだ。当時、池田先生は辛苦をいとわず、中国とソ連を行き来した。その結
果、中ソ戦争は回避された。
創価学会の伝える｢自分自身のためにやるのではなく、人間のためにやろう｣という精神
は、今回、私に一番深い印象を与えた。これを通して、私は人生の本当の生きがいはどこ
にあるか、人間としてどのように｢人類の故郷｣ —— つまり地球をどう守るか、などを理
解することができた。そして、聖教新聞を読んだ後、私は創価学会の教えを知り、自分以
外の人のことを考える大切さも知った。
これから、私は創価学会の精神を胸に、人類の幸せのために頑張って生きたいと思う。
以上
000028 張 琳（大連外国語学院）
聖教の感想
聖教という単語を見たら、“何ですか？”という疑問が自然に出てくる。中国で、仏教、
道教、イスラム教という三つの教しかなくて、聖教というのを聞いたことがぜんぜんない。
その後、私は冬休みの間に、家で聖教新聞を読んで、この疑問がだんだんと確かめられた。
したがって、聖教新聞を通じて、たくさんの感想が出てきた。
聖教とは、西洋の国で、キリスト教が呼ばれ、中国で、儒教が呼ばれる。キリスト教と
儒教の二方の精髓を吸収した上に、聖教は一層高みへと発展をする。聖教新聞はこの二つ
の教と同じ、人間が相互に助け合うことを提唱する。そして、聖教新聞は世界平和と人間
平和を提唱する。聖教新聞とは創価学会の機関紙のことである。
現在、平和は世界の一番大切な主題として、創価の教義の中で、すばらしく発展される。
創価では、真実の幸福を生み出していく、“根本”の法則が万人の胸中に秘められていると
明かす。
まず、自身をより良く変えていくことができる。自分をよく変えて、進歩させて、他人
を手助けして、創価の精神を理解して、みんなが一緒に進歩することができる。
創価の精神が大切であり、信仰を実践することも重要になる。池田大作先生が指導する
創価学会は仏教の思想を持って、世界中さまざまな国や地域で、平和、勇気、慈悲、また
創価の精神を流布する。創価学会は大乗仏教に基づいて、仏教の精神を信じるが、仏教の
形骸化されたものには拘らない。
池田大作先生は創価学会と一緒に世界の多くの国に行って、平和と言うテーマを宣伝す
る。日中両国友好交流のために、池田大作先生は「金の橋」を建て、人々を分け隔てなく
包み込み、鼓舞してやまない温かな振る舞い…世界の平和と日中友好のために、大きい貢
献をする。
聖教新聞で創価学会のことを読んでから、私の心の中で勇気と愛が充満した。そして、
自分の心を浄化できて、自分の生と死と言うことを迷い無く対処して、誠心誠意に世界平
和と日中両国の友好交流を促進できる。日中友好のために、仏教を勉強してみて、自分な
りに納得して、自分の力を尽くしたいと思う。
以上
000019 費 雪（遼寧師範大学）
青年時代、人生の夏を生き抜こう
もし、人生の一生を四季でいうならば、青年時代は夏であると思う。新緑は芽が出、成
長期の春を過ごしてから、夏になると、生命力があふれる時期になる。
われわれは学校で色々知識を勉強した後、今、色々な理想を持って将来の目標へ向かっ
てゆく。まるで翼を広げる鳥のように、自分が活躍すべき空へ飛び行く。
戸田先生は「君たちは、まだ気づかないかもしれないが、それぞれ偉大な使命を持って
生を受けたのです。将来は、それぞれの立場で、必ず第一者になる人だ。ゆえに、若いう
ちはむしろ苦しんで、いろんなことを体験し、視野の拡大実力を養いたまえ。」と言った。
私はその話を聞いてから、本当に励まされ、自信がついた。
人はそれぞれで、自分の追求目標がある。天地を震動させるような貢献をすることだけ
が本当の成功者だと言ってはいけない。ただ偉大な理想を持って、個人の実力を踏まえて、
一歩一歩将来の目標を目指して、徹底的に自分の信念を実行することこそ、大変に尊いこ
とだと思います。
もちろん、この道にはいろいろな障壁があるかもしれないが、それは我々が人生の上で
体験しなければならないことである。
2007年は日中国交正常化35周年である。池田先生と創価学会が周恩来総理との中日友
情の熱情を保持する。中日友好の絆は、我々青年たちが、このような精神を持ち続けなけ
ればならない使命があると思う。
私は今年卒業する。すぐ学生生活時代が終わり、社会人としての人生を迎え、社会に直
面する。自信があまりない、どのような道を選択すればいいのか、そんな迷いがあったこ
とがあるが、日本語課の学生として、青年の一人として、自分の能力を尽くして、中日友
好のために、何かしたい気持ちもある。もちろん、自分がひどくちっぽけに思える。とこ
ろが、もし、私のような青年が同じ気持ちを持って、そのような力を集めると、絶対に軽
視することができないと思う。我々は先人の期待に背いてはいけない、自分が強くならな
ければならない。肩で重任を負うためである。
「苦労を避けて、一流の人間にはなれない」
暑く忙しい苦闘の夏があるから、収穫がいっぱいの秋が来る。人生はそのとおり、青年
は明日への希望があるから、今の私達はもっと頑張る必要がある。
以上
000010 閻 墨（大連外国語学院）
平和の世紀を私たちの手で
2006年10月3日の「聖教新聞」によると、東京と関西の創価学園で第12回「情熱の日」
という記念行事が行われ、会長は「学園生は人間教育の城で、体も頭も鍛え大成長してい
る」と期待を込めて語っていました。その行事を皮切りに東京校の中学、高校では学園祭、
創価大学では討論会などの活動を次々と開いた。国連事務次長補が「私たちがこの世界に
ともに平和に暮らしていくという人類にとって、真の価値のある目標のために皆さんが力
を注いでいることを知りました。私を含めて多くの人たちがこの目標に向かって努力して
きました。だからこそ、皆さんの世代がこの目標を真剣に受け止めていることは喜びであ
り励みです。」と東京校、高校の伝統の学園祭に祝福をしました。
この記事を読んだ後、私はいろいろなことを考えました。
青年たちは国の将来の希望として、国の運命を握っています。私たちの世代が戦争を経験
したことがなく、平和な時期に生まれ育ってきて、ずっと幸せな生活をしています。時々
テレビで戦争の映像を見たら、「これは不思議だな！これは本当ですか？」とよく思ってい
ます。歴史教科書の中だけで戦争の影を見つめることができ、戦争というものが私たちの
生活にとって遠いものとよく思われています。
しかし戦争は人類から離れません。イラク戦争の銃声は、まだ世界人民の耳に響いてい
るようです。また、北朝鮮の核兵器の伝聞も世界中に広く伝えられています。テロ主義分
子は世界各地でテロ事件を起していますし、種族主義の紛争も絶えずに続いています。な
どなど、世界平和を守る道はまだ遠いです。
私たちのような平凡な人間にとって、世界の平和とは何かは、ちょっと大げさなものか
もしれません。私たちに何ができますか？とよく言われますが、私はそうは思っていませ
ん。確かに私たちは今、普通の学生で、平凡な人間ですが、将来私たちはきっと社会の各
分野でいろいろな仕事をしているでしょう。私たちは自分の仕事の分野で一生懸命働き、
中国の経済繁栄や発展に全力を尽くし、中国の経済力をだんだん強くし、安定している社
会状況や高い国際地位も成し遂げれば、これも世界平和への一貢献ではないでしょうか？
また、私たちのような外国語を身につける学生にとって、将来は必ず外国人との貿易や
交流などに関する仕事をします。私たちは正しい思想を持ち、平和平等の態度で世界各国
の人々と理解を促進し、交流を深め、中国と世界各国の平和友好を増進しようと頑張れば、
世界平和を実現することはだんだん易しくなると思います。
私たち青年たちは希望に満ち溢れる世代として、今よく勉強し、よく働き、中国の新た
な未来、世界の平和な未来を作るためにがんばりましょう！
以上
000005 劉迎春（大連外国語学院）
第一回スピーチ大会参加
平和への一石
2006年9月20日の「聖教新聞」によると、ブラジルの黎明都市と呼ばれているアルボ
ラーダ市では、池田SGI会長に外国人初となる「栄誉賞」が贈られ、また、SGIにも同賞
が授与されました。また、アルボラーダ市の市長はこの授与の意義について、「一つの石を
池に投じれば、波紋は万波となって広がっていきます。これと同じのように会長の、一人
の人間革命はやがて、世界へ波及していきます。」と述べました。
私はこの記事を見て、とても感動しました。池田SGI会長とSGIの会員たちは、みんな
この世界の各地の平凡な一人一人であり、しかも、彼らは高い社会的地位や収入も持って
いません。しかし、彼らは自分の身の回りのことから、「平和」ということを実践し、世界
各地で自分のわずかな力を尽くして、平和を宣伝し、実践し、自分の行動で人々の模範と
して、共同で平和的な世界を作ろうと努力しています。ブルム市長の発言のように、彼ら
は「平和への一石」として、平凡ながら、力がわずかながら、全力を尽くして、平凡な一
石として世界に投げて、世界平和の万波となっていくよう努力を続けています。
私たちのような学生たちは平和の時期に生まれ、育っています。戦争なんかテレビでの
み時々見ます。「平和」という話題も私たちの生活に遠く離れているもので、私たちは平和
へ何か貢献しようとも、なかなかできないと多くの人々はそう思っています。しかし、私
はそうは思っていません。私たちは今大学生ですが、将来社会人として、一人一人は社会
の各分野でさまざまなことをします。多くの人々は毎日平凡な生活を送っていますが、平
凡な一石のように、わが国の経済や社会への発展や繁栄に貢献しています。この人々の働
きがあるからこそ、中国は現在大きく発展してきています。中国は強い経済力があるから
こそ、世界の大国の行列に入ることができ、国民は裕福な生活を送ることができます。私
たちはよく勉強し、社会への役に立つ技術を身につけ、将来多くの人のために自分の仕事
をよくし、社会が安定する秩序を守り、調和的な社会を作るために努力することは、私た
ちの「平和」への一大貢献だと思います。
私たち一人一人は平凡な一石であり、自らのわずかな力を尽くして、一人一人の行動を
通じ、中日両国の相互信頼を促進し、友好を深め、両国間の歴史からのわだかまりを解消
できるようがんばりましょう！
最後に、私はこの新聞に載った一つの小さな詩を引用し、私の文章を終わりにします。
「近隣を大切に 爽やかな挨拶 細やかな配慮を
友好の一波は 信頼の万波へ」
以上
000006 刘 婵（大連外国語学院）
第一回スピーチ大会参加
平和について
平和とはいったいどういうことでしょうか。テレビなどでもたくさん報道されているの
に、私は今まで、平和について深く考えたことがありませんでした。平和であるという事
は、どういう意味なのか辞書で調べてみました。「戦争や争い事がなく世の中が穏やかにお
さまっていること。」「心配事やもめ事が無く、穏やかなこと。」とありました。これを見る
と、今の世の中では、「平和」と言う言葉はふさわしくないと思いました。
九月八日付けの聖教新聞に、「平和とは一人一人が幸福をつかむこと」という見出しがあ
りました。その記事には、たくさんの人の平和ということについての理解を掲載していま
した。わたしはその記事を読んだ後、だんだん平和のことを理解できました。
今、世界中のどこかでまだ戦争が行われています。ふとした瞬間にも、戦争によって起
こる飢餓や病気で亡くなっている人が、何千人、何万人、あるいは、もっとたくさんいる
のかもしれません。それに比べて、私たちは、とても恵まれていると思います。食べたり、
飲んだりすることができ、着る服もある、そして、それらを買うためのお金もあります。
本当の平和とは、何なのでしょうか。戦争がないことですか。もちろん、戦争がなけれ
ば、平和なのでしょう。
今、私たちは、戦争をしていません。しかし、「いじめ」、「殺人」、「自殺」がまた横行し
ています。私たちは幸せに平和に暮らしているわけではないのではないでしょうか。平和
公園という所で、インタビューしました、八十四歳のおばあさんも、「平和についてどう思
いますか。」という問いに、「いじめをしないことだと思います。」と、答えてくれました。
私の考える平和は、人々が危険を感じずに幸せに暮らしていけることです。平和とは私
たちが相手の気持ちを考え、「いじめ」や「殺人」などの色々な争いごとをしないことです。
そういうような、小さなちいさな心から始まるのではないでしょうか。
いつかきっと、それぞれの違う国の人々が、自らの文化や歴史を見つめ直し、お互いの
異なった立場を理解し合い、仲良く暮らしていける日が来ることを願って、小さな平和に
貢献していきます。
以上
000038 梁 燕（大連外国語学院）
第一回スピーチ大会参加
民衆の幸福と平和のために
信仰の目的は、一人一人に即して言えば、民衆の幸福と平和の実現を目指す日蓮大聖人
の仏法を生涯，持ち、弘めて行くことにあります。創価学会は大聖人の御精神を現代に正
しく実践しています。
創価学会の理想は、「民衆が最も大事にされる社会」を創ることです。それこそ「真の民
主主義社会」であると考えます。草の根の民衆が最も大切にされ、生き生きと暮らせる社
会こそ、真に平和な世の中ではないでしょうか。創価学会は、どこまでいっても「民衆の
味方」であり続けます。これは、池田大作名誉会長が、何度も訴えています。
国家や民族、イデオロギーなどの差異を超えて、人類は「一つの民族」であり、「家族」
であります。この共通意識があって、初めて平和の文明は花咲くと思います。
中国と日本は一衣帯水の国であります。政治や経済にどんな波が立とうとも、その底流
に、民衆と民衆の顔の見える友情がある限り、友好の水脈は切れないと思います。
池田会長は、世界平和、人類の共存共栄を積極的に提唱され、世界の多くの国に平和の
足跡を残しています。そして哲学者として、宗教家として、また芸術分野においても超人
的な才能を発揮されています。奥様と一緒に、未来の無数の世代を勇気付け、力を与える
ための、「平和」と「人間主義の教育」への活動に生涯にわたる献身をしています。
今もう大学三年生になった私は池田会長の思想を学んで、自分の青春あるいは生きがい
のためにしっかり勉強しなければならないと思います。そして、これから日本の青年と手
を取り合い、中日両国の友好と民衆の幸福と平和を実現して、明るい世界を創ります。
以上
000007 贾晨晨（大連外国語学院）
今から内面から勉強しよう
大学院の試験がようやく終わりました。この一年間の勉強は私にとって、疲れきっても、
振り返ってみると、本当に有意義な一年でした。合格しなくても、自分が選らんだ道に決
して後悔しません。
この一年間を通して、日本語そのものばかりではなく、日本についてのこと、例えば、
地理とか、歴史とか、外交とか、文学とか、文化などといったこともいろいろ学びました。
日本人の考え方も処世術もよく理解できるようになったところです。
ちょうど試験が終わったその日の夜、「聖教新聞」を開いてみると、「智慧を開発して、
自身をより豊かに」という文章が目に入りました。よく読んで、本当に、感心しました。
『幸福の根本法則に自身が則ることで、結果的には、仕事も生活も自分にとって、一番い
い方向へもっていくことができます。』その記事によると、幸福の根本法則というのは、あ
らゆる生命と宇宙を貫く根本法則に基づき、人生のあらゆる努力、挑戦が自身の幸福のた
めに生かされていくということです。
私が今まで勉強していることに基づいて、いろいろのことを考えさせられました。歴史
的面から思えば、仏教が本当に日本人一人一人に影響を与えたことがよく分かりました。
以前はその事実そのものだけを知っていたが、今はその深さも分かるようになりました。
日本人が理解する仏教、とくに創価学会の仏教は権威的で堅苦しいという感じがしません。
つまり、人々に伝えやすい、ともに持てる信仰があります。
以前は日本人の外面からの勉強とすれば、現在は中身からだなと思うようになりました。
両方とも必要ですが、後者が今の私にとっては、本当に大きな収穫でした。なぜかという
と、それが常識としての学習だけではなく、自身の教養に加えるものだと考えたからです。
さらに自分の幸福、生きがい、いったい、どういうものかと自問自答することもあると思
います。
やりたいことができないのを、時間がない、忙しいというのは、口実です。「自身の置か
れた状況を正確に把握して、その中で最高の判断を下ろせる智慧や勇気を自身の中から、
引き出していく」ということは、その記事が一番伝えたいところだと思う一方、私なりに
納得するところもありました。それは一つのものの勉強とすれば、外面から学んだ後、内
面から勉強しようと私は決心しました。それも中日友好のためのひとつの努力だなと思い
ます。
以上
000011 从立群（大連外国語学院）
教育で中日の架け橋に
私が読んだ聖教新聞は「創価学会教育本部の訪中団を派遣すること」である。2006年７
月創価学会教育本部が中国へ交流団を派遣し、中日教育交流を活発に行った。中日友好教
育実践報告交流会の中で日本からの三人、中国から二人が登壇し、お互いの教育理念の実
践を報告し合うことであった。私はこの記事を読んでいろいろ考えた。
中日両国の交流はいろいろな手段がある。政治、経済など、でも私の考えは一番重要な
のは文化交流である。このような教育交流会も文化交流の一種である。
教育事業は若い人に緊密な関係がある。若い人は中日両国の発展にとって重要である。
中日両国の若者はそれぞれの国を建設する重責を担っており、中日友好事業の歴史的重責
をも担っている。中日友好事業は代々伝えられていく必要がある。現在、新しい世代と旧
い世代が交替する重要な時期にあり、中日友好事業の後継者の育成に大いに力を注ぐ必要
がある。中日双方は先人たちのように中日関係において重要な役割を発揮する友好人士を
育て上げるべきである。それと同時に、両国関係の健全な発展の継続力を強め、両国国民
が世々代々友好的につきあっていく、共通の願いを実現するため、両国の若者が両国関係
の大局を意識的に守るよう教育し、絶えず若者の文化交流を深め、推進すべきである。
調査によると中国の中学生の「日本イメージ」は、９１．4パーセントが学校の授業以
外で形成されている。しかし、授業の影響がまったくないわけではない。だから教育は重
視すべきだ。中日の授業の中でお互いに率直に国情をいうべきだ。そうすれば、相互の理
解を深めることできる。また、教育に対するお互いの考えの違いや共通点もより明確に浮
かび上がってくる。その成果を生かしながら教育実践や人材育成の知恵を増加させる。
日本の人材育成の経験を学んでいくことは、中国の今後に本当の意味の発展を遂げる大
きな役割になるだろう。
教育は重要である。特に若い人にとって重要である。私は将来日本語の先生になりたい。
だから私は今できるだけ多くの知識を身につけて将来、私の学生に教えたい。日本文化を
広める使者として、中日両国間の架け橋となりたい。
以上
000008 陈 旭（大連外国語学院）
第一回スピーチ大会参加
中日友好教育交流
中国と日本の間では、経済、文化などいろいろな面で交流が続いている。その二千年で
積み重ねてきた友好交流の成果の中で、一番輝かしいのは教育の交流だと思う。
2006年7月29日の聖教新聞の中の「教育は未来をつくる聖業」を読んで、いろいろ考
えた。子供は国家の希望だから、子供の教育は何よりも重要だといえる。将来、国の建設
に良い人材を育成するために、教育の方針や手段などを高めなければならない。だから、
中国は先進国である日本との交流が多ければ多い方がいい。
中国の陝西省西安市にある「創価希望小学」は中日教育交流の一つの成果である。それ
は中国が進める「希望プロジェクト」(学習のチャンスに恵まれない子供たちへの支援活動)
を池田会長の提案を受けて、創価学会が支援したものである。他の国を助けるのは、国境
を越えた人類愛、あるいはヒューマニズムと呼ぶにふさわしいものである。中日友好の未
来は子供に関わっている。子々孫々，世々代々にいたるまで友好を続けるために，子供の
教育は無視できない。中国でも、日本でも、子供を的確に教育し、歴史を正しく認識させ
る責任がある。創価学会は学会員に平和を中心にした教育をして、中日友好を発展させる
上に、重要な役割を果たした。
聖教新聞は創価学会の機関紙として、大仏法の慈悲の精神の下に、世界の平和や人類の
幸福の追求を目指している。国の利害やイデオロギーによるのではなく、地球民族、地球
家族として、ともに人間の道を探り、創ろうと主張している。人々がどうすれば希望を見
出していけるのか、歓喜を沸き立たせていくことができるのかを考え、編集される聖教新
聞は世界唯一である。聖教新聞には、人を救う、不幸をなくそうという指導理念がある。
事実、聖教新聞を読んで、絶望の淵から立ち上がった人や、生きる希望を掴んだという人
は枚挙にいとまがない。だから、私は、自信を持って、創価学会は最高の教会、聖教新聞
は最高の新聞だと言っているのだ。中日友好の花園は、きっと、花咲き乱れ、豊かな実り
があると確信し、私も貢献すると決意するのだ。
以上
000002 徐 蕾（遼寧師範大学）
『小金橋』の学生として
私は、『小金橋』学生になったこの二年間、『小金橋懇談会』に何回も参加して、『聖教新
聞』を何回も読んでいていろいろなことを勉強させていただきました。そして私の勉強が
伸びる原動力になっています。これはただ日本語、日系企業についての知識だけではなく、
毎回の活動を通して中日友好のことがもっと理解できるようになりました。そして、私の
考え方も大きく変わってきました。
大学入学前、外国語が大好きな私は英語をもう六年間勉強したから大学入学後は、ほか
の言葉を勉強しようと思い、日本語を選びました。当時の私はごく普通の学生でしたから
将来中日友好に何かできるなんて思わなかったです。勉強しているうちに、周りの人には
『日本語を勉強するなんて愛国心はどこへ行ったの』と言われたことがあります。一時は
私も迷って一体何で日本語を選んだのと自問しました。
三年生の時、『小金橋』の学生になってから、日本の創価学会を知るようになりました。
池田先生と周恩来総理のことに触れた本をたくさん読んでお二人の友情に感動させられま
した。実は、彼らは自分たちの行動で中日友好の大切さを私たちに示してくださいました。
日本語を勉強している私たちにとって先人の足跡を追って中日友好のために自分の全力を
尽くすべきだと思います。これは私が捜し出した答えです。
中日関係は複雑で、両国の国民の間には不愉快な出来事がありました。特に中国の人々
にとってこれは全ての人が忘れられない苦しくてつらい経験です。でも、今の私たちにと
ってその苦しみの中でいつも足踏みしていても、何の解決にもなりません。大切なことは
両国の美しい未来を努力して作るべきです。私たちは同じ空の下で生活し、全ての人が同
じように生きています。ともに協力して行動を起こさなければならないことは数え切れな
いほどたくさんあります。ですから、私たちは自分の立場で中日友好のために頑張らなけ
ればなりません。将来の中日友好は私たち若者の頑張りにかかっているのです。今の私た
ちにとって、小さな力でも、その力を尽くすことが大切だと、私は信じています。
以上
000004 黄明淑
第一回スピーチ大会・金賞
中日友好を担う中国と日本の若者へ
｢21世紀はアジアの世紀｣といわれ、とりわけ、中日関係はアジアそして世界の平和の要
と言われてきました｡グローバル化時代が進む中で中日関係も新しい段階を迎えています。
皆さんは、広い中国の大地で黙々とボランティア活動に取り組む日本の青年海外協力隊
の若者たちがいることをご存知ですか。日本語教師や看護婦、農業、水産業、スポーツ……
職種は異なりますが、皆、「自分の持っている知識や技術を中国の人々のために役立てたい」
という情熱を抱いて活動しています。
最近、聖教新聞でこんな記事を読んだことがあります。青年部の「日中友好青年交流団」
が中国の華東師範大学を訪問し、教職員、学生と中日友好の未来について語ったというこ
とです。また、２００６年の５月に華東師範大学一行が訪日し創価大学で行われた池田名
誉会長の名誉教授称号授与式に参加した記事が書いてありました。
このように中日の間での友好交流は絶えることなく行われています。そして、名もない
多くの人々が中日友好のために貢献しています。
国と国には国境はありますが、人間の心には国境はありません。中日友好を築く重要な
鍵は、中日両国民一人一人の心の交流ではないでしょうか。民間レベルでの草の根の交流
が続いていく限り、中日関係は閉ざされることは決してないと思います。そして、これか
らの中国と日本のさらなる発展は、私たち若者にかかっていると思います。私は中日友好
の未来を担う若者たちに伝えたいと思います。
過去の悲しい戦争のことや、中国と日本が何を目指して共に進むべきか、無関心では済
まされない問題です。本音で真正面に向き合って話し合いたいのです。お互いの違いを認
めることから始めて、共通の立場にたった議論がしたいと思います。温かな、人間的な交
流を深めていくことで、中日友好も深まっていくと私は思っています。
将来、両国の真の姿を理解しあった人たちが、共に手を取り合って世界平和のために活
動している姿を夢見ています。それは夢ではなく、実現できると私は信じています。私が
できることは微力ですが、大きな友好の輪を広げていきたいと思います。
以上