000041 劉曉嬌（遼寧師範大学）
創価の師弟に続け
｢十年先を考えるなら木を植えよ。百年先を考えるなら人を育てよ｣
私はこのように絶えず考えてきました。２００７年５月４日の｢聖教新聞｣を読んだ後、私はさらにもっと考えました。｢恩師の夢をすべて実現｣という記事は池田先生の一生を述べています。この記事は池田先生の言うことを理解するために啓発するものと思います。そして、創価学会をよく理解させるために書かれた記事だと思います。とってもいい記事だと思います。
戸田第２代会長と池田名誉会長との出会いから本年で６０年です。その歴史は｢先生と共に戦い、進み、生きぬくこと以外に、私の人生はない。師ありて、われあるを知る｣と名誉会長が綴っている通り、師弟の力がどれほど偉大であるかを満天下に示しきった一大叙事詩です。このことから、池田先生は非常に恩師との関係を重視することがよくわかります。
１９４７年８月１４日、１９歳の池田青年は東京での座談会に出席しました。池田青年は｢正しい人生｣を懸命に問いました。戸田先生の誠実な人格に魅了され、８月２４日に入信しました。偉大な師匠と出会ったこの瞬間からすべてが始まりました。
１９６０年５月３日、池田青年は３２歳で第３代会長に就任しました。文化の力で友誼を、教育の力で平和の基盤を、と次々と未来構想を実現しました。１９７１年創価大学を創立しました。創価とはなんですか。民衆を結合させ、組織し、絶望に打ちひしがれた人にも、無気力に陥った人にも、希望の光を送り、蘇生させてきたのが創価学会です。
日中国交正常化提言で道を開き、池田先生は中国を歴訪しました。そのとき、周恩来総理と深い友誼を結びました。周恩来総理は創価学会を、じっと見つめ続けていました。これは日本および中国の友好的な関係を作るための前段階でした。
池田先生は、人間が偉大な可能性をもっていることを、まさに証明しておられます。平和、文化、教育の大潮流を世界に広げてきた会長です。｢創価の師弟を世界が喝采｣池田先生は、８０歳までの構想を、こう綴りました。池田先生は本当に偉大な人だと思います。
日本および中国は１９７２年に国交を樹立しました。本年ちょうど３５周年です。３５年の間、両国は国交正常化に伴って、人民は友好的な往来をしました。国民は両方ともすべて深く平和を愛しています。両国はよい方向へ発展するために、両国国民も多かれ少なかれ努力しています。
毎年、政治、経済、文化など様々な面で、日本および中国は非常に深い関係があります。毎年、日本へ行く中国人は多くて、中国に来る日本人も多いです。このすべては日本および中国が友好的に往来していることを示します。日本と中国の関係はますますよい方向へ進むことを望んでいます。私たちは大学生ですから、重責を担っています。自分の力を尽くして、日中友好に貢献することが必要です。自分はできるだけ、日中友好の事業に努力します。日中友好のために、一生懸命に頑張ります。
以上
000045 许 岩（遼寧師範大学）
私たちは使命の人である
2007年（平成19年）5月5日の聖教新聞を読んで、「名字の言」という短い文章についての感慨がすごく深くなった。
少年は3人の弟と母の5人家族。母は体弱く、彼が中学生になる1年前から寝込むように。しかし、家族で力をあわせ、苦労を笑い飛ばして生きた。とはいえ、多感な年頃、級友と将来の話になると、自分の選択支が少ないこと気持ちが减入った。
「貧乏じゃ、何もできやしない！」
狂いかかった軌道を正してくれたのは、地区の同志だった。「心と頭を鍛え抜けば、破らない壁はないだから今、すべきことは親孝行、そして勉強だ！」涙の激励に彼は奮起。成績も向上し、応援団の副団長を知り、友にコールを送る日々だ。青春時代は、「悩み」と「希望」の戦いの連続である。悩みに負けない——その心を支えるものこそ、周囲の大人の慈愛と励ましだ。
その少年のように、私も自分をあきらめたい時があった。ひたすら運命にからかわれたなんて思っていた。私の夢はまるでバブルになるようだった。夢もない人には何にもない。大学生になっても、毎日少しも勉強しなかった。パソコンの前にも坐らなければ、近くの海辺へ海風を吹かれに行った。「どうして私だけ傷つくのよ」といつも不平を言った。家に電話をするとき、文句ばかりを言った。
幸いなことに、毎度、私が泣いても、腹を立てても、お母さんにいつも優しく慰めてもらったり、激励をもらったりして、暖かい話の中で、自信を再度取り戻した。お母さんのおかげで、私はようやく陰影から抜け出した。夏休みはとうとう来た。奨学金を懐に抱えて、私はうきうきして家に帰った。お母さんを見たとき、彼女は病院のベットで熟睡していた。
「どうしたの、お母さん。」とお父さんに聞いた。
「ずっとあなたを心配して…」と言っただけで、お父さんは涙があふれて、言えなくなった。実は、お母さんの心臓病がひどく再発したのだ。
お母さんは私の声を聞こえたようで、目が覚めた。私を見て、青い顔にはすぐ笑顔があらわれた。でも、私はたまらなくなって、大声で泣き出した。私は本当に馬鹿だ。お母さんの優しい笑い声だけ聞いて、私のために流し出した涙をぜんぜん見えなかった。お母さんの暖かく慰めることばかりもらって、私のためにかけた心配を少しも気がつかなかった。
私は心から本当に感謝している。お母さんからの力で再度、自信を持ってきた。一番重要なのは私がもう大人になって、勝手にわがまますべきではないことをよく分かってきた。
私が言いたいのは、自分で自分をだめだと思っても、みんなを愛している人はそう思わない。私たちの存在することは、正しい理由があるはずだ。みんなは使命の人であることを疑わないでください。
以上
000034 柯丽玲（大連外国語学院）
中日友好に必要なもの
聖教新聞2007年５月18日、「中国美術の世界」展、来賓200人が出席し特別鑑賞会、「中日の相互理解と友好に多大な貢献」
中日国交正常化35周年を慶祝する特別企画展は静岡富士宮市の富士美術館で行われました。好評を博しました。王伯敏画伯はこの展示会が中日両国の人民の友好を促進し、中日国交正常化35周年、中日文化交流の本年を彩るものになることを念願した。
中国大使館の張愛平公使参事官は、「温家宝総理の氷を溶かす旅が大成功に終わり、中日の友好ムードの中での展覧会開催は、相互理解と交流に多大な貢献を果たすにちがいありません」と祝辞を述べました。
中日友好に必要なものは何か。
中日の間には仲良しの時もあれば、戦争を起こした時もありました。しかし、歴史をたどると、中日友好交流が主流でした。重要な役割を果たしている私たちは中日友好交流に必要なものを考えなければなりません。
中日政府の間でどんな契約をかわしても、それはただ一枚の紙にすぎないです。それより両国国民の間に相互理解、相互信任の関係を築くのはもっと大切だと思います。現在21世紀多文化共生社会において、お互いの文化の理解は友好交流には欠かせないものです。文化交流を広げ、人々の心の交流を結ぶことができると思います。大学に入って初めて日本人とつき合う機会がありました。ある日、日本人の友達は今日いっしょに晩御飯を食べましょうと誘いました。勘定した時、彼女はただ自分の分を払いました。ずっとごちそうになると思い込んでいました。その時、日本人はけちだと思いました。しかし、ある日先生は、日本人はいっしょに外食する時、割勘のほうが一般的だと教えてくれました。なるほど割勘は日本人の習慣だと分かるようになりました。多くの人は私のような経験があると思います。最近『カルチャーショック』はよく聞きます。お互いの文化習慣がわからないと、真の中日友好交流は不可能だと思います。
そのほか、中日友好交流には池田大作会長のような平和を推進する人が必要だと思います。田中先生から初めて池田大作という名前を聞きました。いろいろな本とインターネットで調べて、世界の舞台にこんな偉い人がいらっしゃるのだと知りました。池田大作ＳＧI会長は文化、教育を通して、世界平和を推進しました。創価一貫教育の機関や東京富士美術館や民主音楽協会などを創立し、作家などとして25言語以上で著作を出版なさったそうです。それに国連平和賞、ロウザ、パアクス人道賞など多くの顕彰や世界の大学から200以上の名誉学術称号を受章しました。日本の創価学会は創立して以来中日友好交流を主張しました。中日国交がまだ回復しなかった時、創価学会の会長池田大作先生は中日国交正常化提言を発表し、両国の国交回復後は何度も中国を訪問し、平和と友好のための民間外交に力を捧げてきました。池田大作先生などの民間交流は中日国交の回復を促しました。
中日両国の友好に必要なものはまだまだたくさんがあります。中日友好は単に一代で遂げることではなくて、中日両国の国民の代々の努力が必要です。
以上
000030 柳 江（大連外国語学院）
悲しみに負けずに、もっと輝く人生を生きよう
――2007年5月13日５版（６）の『悲しみを成長の″糧"に』という記事の感想文
先日、私は『聖教新聞』を読んだ。その中で、『悲しみを成長の″糧"に』という記事は私の胸に響いた。丸山さん夫婦は長男が交通事故で亡くなった。彼らと二男･哲也さんの三人は大変な悲しみに陥った。しかし、そんなある日、池田先生の指針を目にした。その後、以前にも増して真剣に、信仰に取り組もうと決意した。池田先生の話はこうである。「苦しみから逃げず、苦しみの真ん中を突っ切っていくことだ。これが森を抜ける近道だからだ。寂しければ、その寂しさを大事にすることだ。寂しさや悲しさを遊びなんかで、ごまかすな。使い捨てるな。耐えて、耐えて、自分を育てる『こやし』にしていけ」と。この印象的な話は私の人生を照らすように、大変感動させられた。でも、悲しみの真ん中を突っ切って行くことはどんなに難しいことだろう。四年前、私の好きな人が亡くなった。そのとき、私はとても悲しかった。何のために生きるのかということを自問した。私の苦痛はだれにも分からない。表面は平気でも、深夜になると、一人でひっそりと涙を落とすからだ。私の世界はすっかり暗くなって、楽しみや希望はなくなってしまった。情けなくなり生命力も弱くなった。学業にもひどい影響を与えた。しばらく停滞された。しかし、なお私には責任と夢がある。母を幸せにすること、外交官になること、これらは相変わらず私にとって一番重要なことである。そのために、悲しみに勝たなければならないと思う。そうしないと、何にもならないだろう。学業は中途半端になってしまう。
今まで、四年が経った。この間、私は必死で苦痛と戦ったり、勉強を進めたりした。また同時に、意志を強くして成長している。丸山さんたちがさらに信仰に取り組むようになることは、もっとも知的だと思う。私もこのように生きたい。
近頃、わが国はたくさんのところが洪水にあった。大勢の人々は危難に陥る。人を救うために、一部の解放軍の戦士は洪水に飲み込まれて生命を失った。ある長男を亡くしたお父さんは息子を軍隊に入らせたことは後悔しないといった。戦士の同志は悲しみを源動力にして、使命を受け継いでさらに努力することにした。私は非常に感動した。
将来、私は外交官になるつもりである。これはずっと私の夢である。中日両国は一衣帯水の隣国なので、中日友好はとても重要だと考えている。そのために、周総理と池田先生をはじめ、たくさんの人は努力した。友好を維持するには、私たちは何をしなければならないか。政府の交流もさることながら、民間の交流も肝心だと思う。
今日、たくさんの中国人は日本に行って留学とか、研修とか、仕事などしている。しかも、ますます多くの日本人は中国語を勉強しているそうである。様々な交流の中で、芸術は何よりも影響が大きいと思う。なぜかといえば、芸術に国境がないのである。すなわち、文化の交流を通して、両国人民のお互いの理解に至るということはとても重要だと考える。特に、それは青年の間に十分必要である。
今私の日本語レベルはまだまだ上手にならないが、以前よりヒヤリングは少し進歩したと感じる。今年、11月のBJTと12月の日本語専門八級試験の二つの試験がある。今後、一生懸命に頑張らなくてはいけない。苦は楽の種である。
いま、私はまだ完全に苦しみの真ん中を突っ切っていないが、『悲しみを成長の糧に』とあるように、これからもっと強く、輝く人生を生きていきたい。
以上
000046 唐丽璀（大連大学）
小さな実行と協力こそ大きな力
「環境問題」は今すでに全世界の各国国民が共に関心を持つ最も重大な問題になっています。地球の環境が日に日に悪化しています。たとえば、オゾンホールの拡大、資源枯渇、地球温暖化などがあげられます。人類の物質的な存在を脅かしています。
今日は２００６年１２月２日の聖教新聞で『南米ペルーで「変革の種子展」“一人の行動から環境は変えられる”』という記事を読みました。内容は南米ペルーの国立サンタ大学で「変革の種子――地球憲章と人間の可能性」という環境展が開幕しました。この展示を通じて環境を守り抜く義務を気づかせてくれました。だから、環境を保護するために全国民の環境保護意識を高めるべきです。
去年、中国の松花江で汚染事件が発生したことがあります。事件の原因は工業廃棄物を過度に排出したによるものです。たくさんの人がそれで被害を受けました。しばらくの間、飲む水がなくなって、ご飯を炊くにもペットボトルの水を買って使うことしかできませんでした。皆大変こまりました。もし責任者が環境保護意識を持って注意すればこのような不幸な事件が発生するはずがなかったと思いました。
この前、私の大学の日本人の先生が住んでいる専科楼の近くにゴミがたくさんありました。ある日本人の先生は自らゴミを拾い始めました。そして、そこを通っている学生は先生の姿を見てすぐ一緒にゴミを拾い始めました。
また、日本で留学して帰って先生からこのような話を聞きました。先生は日本に留学したころ、高校の先生をして、学生と一緒に料理教室で中華まんを作りました。具材から出た汁を下水道へ流そうとしたときに、「先生、汁を新聞紙で取ってから燃やします。下水道へ流したら、川が汚れますから」とある学生は止めてくれました。日本人の高い環境保護意識に先生は大変感心して私に話されました。
日本人は小さい子どもやお年寄りの方まで皆環境保護意識が高いです。日本人と接するたびに、日本人の環境保護意識が高いことに感心させられます。そして、そのうちに、自分の環境意識も少しずつ高くなりました。それから勝手にゴミを捨てることは一度もありませんでした。もし地面にゴミがあったら、すぐ拾ってゴミ箱にすてる習慣になりました。私の行動を見たら、「どうしてそういうことをしますか」と私に聞かれた人もいます。「もし地面がゴミだらけだったら、人は私がもうひとつ捨てても大丈夫だと思うかもしれません。逆にとてもきれいだったら、誰でも「ああ、ここはきれいだなあ。捨てちゃいけないね」と意識してやめるでしょう」と私は言いました。私の話を聞いて、友達が納得してくれて、それから私と一緒にやるようになりました。このように友達の友達もそうします…
確かに環境保護は政府の政策としてとても重要ですが、もっと重要なのは一人一人の協力です。普通の国民間の互い影響は小さいけれども、一人一人は環境のことを思い、小さなことでも、実行して、協力を重ねて大きな輪になることができます。そして、その輪を全世界に広げれば、きっと大きな力になります。その力で中国でも日本でも手を取り合って、皆一緒にゴミを拾い、資源を節約し、木を多く植えて、周りの小さなことから環境を改善して保護します。それで、周りの環境がよくなって美しい地球を守ることができると思います。これは真の中日協力の重要な一環だと私は信じています。
大学生として私は自分の行動から環境を変えるためにがんばります。
以上
000042 李 華（遼寧師範大学）
時代を開くのは勇気だ
2007年（平成19年）5月3日の「時代を開くのは真実を叫ぶ勇気」という聖教新聞の記事を読んで感無量です。創価学会及び池田SGI会長の主張をよく理解できました。
池田会長の「日中国交正常化提言」は1968年東西冷戦の真っ最中でした。我国はソ連と並ぶ社会主義の大国で、しかも中日関係回復に努めた人物が凶刃に倒れる事件も起きていました。そんな危険な時、池田会長は「日中両国のトップが会談を行うべきである。国連における中国の正常な地位を回復すべきである。そして日中両国は国交の正常化を図らねばならない」と提言しました。それはどんなに大きな勇気がいったことでしょう。
池田会長の提言は、当時の日本政府の外交政策と全く違っていたため「政府外交の障害」と批判されました。池田会長はそれでも諦めずに中国友好のために努力し続けました。「なぜ彼は、そんなことが出来たのでしょうか。」私の考えでは、彼の勇気は平和を求める民衆を大切にしたいという思いからです。だからこそ、どんな困難があっても主張し、今でも日中友好のために力を尽くしています。
池田会長は、我国の指導者－周恩来総理、鄧小平氏、江沢民主席、胡錦涛主席などと会談し、両国の友好を発展させました。今年で中日国交正常化３５周年を迎え、最近両国の首相の相互訪問も実現しました。中日友好の春がようやく来ました。それは池田会長および平和を願う創価学会会員達の努力のおかげです。
「鴫と蛤の争い」という物語をみんな聞いたことがあると思います。両方とも譲歩しないで、最後には両方とも漁師に捕まってしまいました。今の中国と日本も同じです。中国も日本も戦争を望んでいません。現在必要なのは平和なのです。もし中日両国間に再び戦争が起きれば、どんなに恐ろしいことでしょう。それは両国にとって何一つプラスになることはありません。ですから中国人も日本人も中日友好のために勇気を出して、全力をつくさなければなりません。
更に中日友好を推し進める重大な責任は、私達青年が担っています。私はこれからもしっかり日本語を勉強して、日本人の習慣や日本文化などをより深く理解するように頑張ります。そのためにはより多くの日本人と交流した方がよいと思います。一人の能力は、本当に大したものではありませんが、私は自分の出来ることを実行して、両国の人々の相互理解を助けたいです。少しでも役に立てれば嬉しいです。
中日両国の関係は必ずしも順調に進んでいるとは言えませんが、私は池田会長のように勇気を出して困難を乗り越えて、私なりの努力で中日両国の相互理解を深める友好的な『金の橋』を架けるために力を尽くそうと思います。
以上
000029 姜騰龍（大連外国語学院）
一歩また一歩
２００７年２月２日の聖教新聞に載った「戸田先生、生誕記念最高協議会での名誉会長のスピーチ」という記事を読みました。いろいろなことが分かるようになりました。
そして、そこにこめられている真理を理解しました。記事を読んでいるうち、自分が自ら会場で池田名誉会長のスピーチを聞いているような気がします。味わい深い言葉が耳の畔に漂っています。
記事の中に私の心を打つ言葉がたくさんありした。たとえば、「あなたはあなたに相応しい戦いの中で成長する」、「生きるってことはつまり、理念を持って現実と戦うこと」、「私の意志はどのような力にも枉げられはしない」。こんな言葉を読んでいる時、私はどこからか、力が湧いてくるのを感じました。
また、記事は東山魁夷画伯の「道」という画について紹介してくれました。東山画伯もあの戦争で家族がなくなり、蓄えもなく、栄養失調で、苦しんでいました。先が見えない労苦の日々でした。しかし、東山画伯は苦闘の時代を乗り越え、やがて、世に大きく認められていきます。そのきっかけとなった画伯の代表に名画「道」があります。この名画は戦後の困苦をくぐり抜けてきた、多くの人々の心を打ちました。
東山画伯はこう言いました。「道は歩いてきた方を振り返ってみる時と、これから進んでいこうとする方向に立ち向こう場合がある。私はこれから歩いていく方向の道を描きたいと思った」。そのとおりです、それはこれまで、歩んできた道ではありません。これから歩もうとする道なのです。
私たち青年も自分の今の道、将来の道をしっかりと歩むべきだと思います。記事は「私たちがどんな姿で前進の歩みを踏み出しているか」ということについて教えてくれました。それは一歩また一歩の前進を大切にすることです。この一歩の前進なくして、千里の道が達せられることはありません。簡単な言葉ですけど、意味が深いです。この一歩また一歩の前進があってこそ、中日国交の正常化３５周年の友好交流があります。
また、この絵は私たち青年の進む道の方向を示してくれました。つまり、「友情の道、幸福の道、平和も道」に沿って歩んでいくということです。なぜかと言いますと、中国のペンの闘士、巴金先生はこう言いました。「若者の成長を見ると嬉しくてたまらないのです。青年は人類の希望です」。
だからこそ 青年の私たちは魂の情熱を燃やし、しっかりと一歩また一歩の前進で将来へ歩んでいきましょう。
以上
000036 周艺霏（大連外国語学院）
聖教新聞の読後感想(普遍的価値)
私は2006年11月12日の聖教新聞の記事で、池田博士は平和と友好の使者という題の文章を読んだ後、深い感動を覚えました。私たち尊重する池田大作博士が海外の学術機関からの200番目の名誉学術称号を受けられるとのニュースを読んで大いなる喜びをもっています。
また、その200番目が中国の北京師範大学からであることに私は深い意義を感じずにはいられません。世界の教育界で偉大な業績を残してきた人々の中にあって、池田博士がそこに名を連ねておられることはもとよりではあるが、これほど幅広く国際社会が認め、数多くの学術機関がその業績を称えている人物は、池田博士をおいて歴史に類例がないであろう。
世界の各大学には、それぞれ独自の教育制度と理念があり、当然ながらその学問の歴史も伝統も異なっているに違いがありません。それにもかかわらず、世界中の各種の大学が、池田博士を名誉教授または名誉博士として迎え入れた事実は、尋常のことではありません。それはあらゆる異なる学術機関が、池田博士の人格、行動、そして他分野にわたる著作の中に、国家、時代を超えた、そして学問の分野さえも超える普遍的価値を見出し、共有したいと願っているということを意味しているのです。
私は日本語を専攻している大学生です。将来、日本語の教育に関係ある日本語教師になって、中日両国の学生の教育に当たりたいです。中日の学生に両国間の習慣や考え方や文化などを教えて、両国間の相互理解と相互発展を促進して、両国間の明るい未来に力を尽くしたいと思います。日本語教師になることにはさまざまな知識が必要です。だから、私は大学院に進むことに挑戦したいです。今は、私は自分の夢をかなうために、一所懸命頑張りたいと思います。
000031 羅 垚（大連外国語学院）
心の氷を溶かす旅
｢氷が、ことごとく溶けて、春の風と春の水が、いっぺんに到来した。この絶妙なリズムは、いったい、誰のはからいであろうか｣と唐の大詩人の白楽天は春の喜びを謳った時にこう書いた。確かに氷が溶けるのは春のはからいである。それならば、心の氷を溶かすのはいったい誰の役目であろうか？
２００７年４月１２日の｢聖教新聞｣で池田名誉会長が中国の温家宝総理と東京都内の宿舎で会談することを知った。
今年はちょうど日中国交正常化３５周年である。私が思うに、この時期の温総理の日本訪問は日中間の心の氷を溶かす大きな一歩であろう。なぜならば、温総理は中国では庶民の主者といわれる存在だからである。それは、日中間の交流を深めるにはやはり民間の交流が一番効果的だと思うからである。
１９９１年｢第一回青年文化訪中団｣から２００５年日本に派遣された｢中国青年代表団｣まで，日中両国は民間の友好を深め心の氷を溶かし続けてきた。ほかには、明年に北京オリンピックの開幕を慶祝して、民音では｢日中文化▪スポーツ交流年｣の本年秋、｢中国雑気団｣を招聘。さらに明年５月、東京富士美術館が｢大三国志展｣を開催する。これらの草の根の活動は、日本と中国お互いを理解することにもつながっていく。
心の氷が溶ければ、友好の大河は、自ずと水かさを増していくものであると私は信じている。今回、田中先生のおかけで、私は日本を見学できるチャンスをいただいた。本の知識でなく、自分で日本を体験できることを本当にうれしく思う。きっと創価学会の｢慈悲｣と｢創造｣という思想を感じ取ることもできるでしょう。そして、帰ってきてから、日本で習ったことを小金橋のみんなと分かちあうつもりである。これからも、日中友好のために、みんなと一緒に日々努力していきたい。
000038 梁 燕（大連外国語学院）
平和友好の魂を継承
2007年5月6日の＜聖教新聞＞のトップニュースに天津社会科学院が池田名誉会長に「名誉教授」称号の授与が決定したと詳しく報道されました。「平和友好へ私にも何かができる」これは新聞を読んだ後で、一番深い印象を残した言葉です。もう一度池田大作先生の立派な人格の魅力は人々を敬服させずにはおかないとしみじみ感じます。
池田先生は高名な世界平和の指導者であり、思想家であり、教育者であられます。同時に、中国人民に対して深い情愛を示され、広く尊敬されておられます。この授与式は長きにわたり一貫して中日友好に尽力し、重要な貢献をされてきた池田先生のことを認められて、中日友好の上で意義深く、大きな影響を与えたと思います。
そして、今年、中日国交正常化３５周年を迎えます。これがきっかけになって、中日文化交流年という活動が全国で盛大に行われることになりました。両国民の交流、特に青年たちの交流を飛躍的に展開し、両国民の友情の増進を促す方針も決まりました。
国と国には国境はありますが、人間の心には国境はありません。先人たちが艱難辛苦を乗り越えながら、切り開いてくださった中日友好の輝かしき大道を受け継ぎ、将来の発展に道を開くならば、中日友好は中日両国の共有している歴史の伝統と文明の財産であり、必ず大切にし、子々孫々、世々代々にわたって大いに発揚して、永遠に続くに違いありません。
それで、日本語を専攻していて、中日友好の未来を担っている私たちは必ず池田会長の思想を学んで、責任感を持って、中日両国友好のために、未来に向かって、積極的に頑張らなければなりません。そして、両国の若者たちは手を取り合って、平和友好の魂を継承して、中日友好がきっと輝かしい未来が開かれると信じています。
以上
000044 楊 京（遼寧師範大学）
英知を磨くは何のため
私の小金橋学生証に「何のために学ぶのか、それを忘れるな」という言葉があります。今回、スピーチ大会に参加して、日本でもう一度スピーチをする機会がありますが、私はいつも「いったい自分が日中友好に何ができるか」と考えています。
先日、2007年5月1日の「聖教新聞」の中の「創価学会の日」という記念特集を読みました。池田大作会長は1972年5月5日歴史家トインビー博士と対談をして、「人類全体を結束させていくために若いあなたは、このような対談をさらに広げていってください」と博士に言われ約束をしました。それ以来、約束通り世界の指導者、文化人、大学総長らと平和友好の対談をし、1600回もしてきました。「地球民族主義」の理念を提唱し、国家の持つ限界、悪弊を乗り越え「全人類が一つの地球民族である」と主張し、それとともに、一人一人の心の中に「平和の砦」を築くため、草の根の意識啓発運動も進めています。「永遠の平和のために、人類は第一に対談を！」「第二も対談を！」「第三にも徹して対談を！」と言う結論から異文化間の相互理解、国際理解の推進を図って努力しています。
「青年の情熱と力が社会を変革する」という言葉があります。中日両国の青年はもっと責任を持つべきだと思います。今の私に何ができるでしょうか。
先日、公園でスピーチを練習している時、周りの人は私が日本語を勉強しているのを知って、「日本人はどうですか」、「今の日本はどうですか」というようなことを尋ねました。私は自分の知り合いの日本人の先生、友達に、創価学会の平和活動、私も参加する小金橋懇談会のことを紹介しました。すると、みんなは私が日中友好のため日本でスビーチをするきっかけを作ってくれた田中先生のことを「とても熱心な日本人だ」と言いました。
私のすることは池田会長とトインビー博士の対談に比べ小さいものですが、自分が体験したことを周りの人に伝え、多くの人々が平和について考え、両国の深い友好のために力を尽くしたいと思います。
以上
000040 楊 晶（遼寧師範大学）
希望の太陽、母をたたえる
――――聖教新聞（２００７年５月２日）の心得
５月３日光輝く「創価学会の日」であり、「創価学会母の日」である。２日の聖教新聞を読み、「希望の太陽、母をたたえる」の内容に深く感動しました。
「家族全員の幸せを願い、皆が寝静まった後も、真剣な祈りを重ね続ける母。たとえ貧しくとも、痛快な笑いで日々の暮らしを包み、“一家の太陽”として輝いている母。権威も権力も恐れず、男性が尻込みするような相手に向かっても、堂々と正義を訴える母」
私の母も家族の太陽です。すごい仕事をしていなくて、金持ちではなくても、いつも人に優しく、他人の幸せを心から祈る。母は偉い人だと思います。私は大学に入った後、母は昔より苦しくなった。でも、文句をいわなくて、祈り続ける、戦い続ける、どんなときでも深い祈りと大きな愛で私を励まし、たたえてくれます。そんな母に感謝と喜びでいっぱいです。
新聞より広布の目的は「母の幸福」だ。「母の幸福」に人類の平和があり、繁栄があり、勝利がある。
本当です。母はなくて私たちもない。
「母は太陽。母は大海。母は春風。母はひまわり。母は世界で一番の安心の大地です。」
みんなの幸福ために、母の幸福ために、頑張ります！
000047 郑 伟（遼寧師範大学）
日本中華年
１９７２年９月２７日、日本田中角栄氏と周恩来総理は共同で『日中共同声明』を署名しました。二人の握手した瞬間からもう３５周年経ちました。この間に両国の国民は嬉しさを共有し、考え方の違いからいろいろと誤解をしていた部分を埋める努力を積み上げて、日中友好の道を進んできました。
２００７年の今年は日中友好３５周年です。これを機会として、両国は多種多様な活動を行う予定です。２００７年５月２９日付けの聖教新聞によると、第９回華商大会は今年９月１５日に日本で開催されることになります。大会自体は前夜祭を入れても四日間ですが、１年を通じて、日中友好のための事業をやろうと、今年を『日本中華年』として、文化や経済、技術等さまざまな面で交流を活発にしていきたいと考えています。そして、大会開催前後に『黄金９９日間』として、『中華年北京ウイーク』などが催される計画です。この大会そのものは別に４日間しかありませんが、そのもたらす『日本中華年』『黄金９９日間』を通して、必ずや日本人は中国に対する理解が深くなるでしょう。これはとてもありがたくて、両国にとって、もっとも大事な問題だと思います。両国の政治は努力すれば、よくなれますが、両国の国民間の感情を埋めて解決するには長い時間が必要になると思います。そこで、これからの日中友好にとって、最も重要な課題は民間交流であると思います。民間交流は日中友好の根本です。両国の国民はお互いに理解し、信頼し合う努力を続けて行けば、日中の国民の誤解も解けて、必ずや友好的な未来がやって来るに違いありません。
日清戦争以前の中日友好の歴史は２０００年以上も続いていました。この友好史を振り返り、この日本中華年を利用して、また再び新しい友好の歴史を作るために、一緒にがんばって行こうではありませんか、私も一中国人として、このような気持ちで前進していきます。
000048 宮慧嬋（大連外国語学院）
青年として中日友好へ貢献
２００７年５月３１日の聖教新聞に載った「台湾·南台科技大学から池田会長に名誉工学博士号」というにニュースを読んでから私はいろいろ考えました。池田会長は名誉博士になれるのは もちろん 彼の知識も人柄もすばらしいのはひとつの原因ですが 私の考えでは彼と南台科技大学のみなさんの深い友情も一つの原因でしょう。彼らの友情は中日友好の一つの証ではないでしょうかと私は思います。特に池田会長と南台科技大学の張信雄学長の写真を見ているうちに 私は自分の日本人の友達のことを思い出しました。
私の大学と日本の亜細亜大学が共催するプログラムのおかげで私は日本人の留学生とルームメートになってとても楽しい生活を送りました。でも 最初彼女が私に聞いた問題から見て彼女の知っている中国は今の中国ではないと分かりました。彼女だけではなくたくさんの日本人がいまの中国の様子をよく理解していない恐れがあります。このままではいけないと私は思います。
最近安倍首相の中国訪問と温家保総理の日本訪問に伴って中日関係は順調に進んでいます。このような情勢のもとで中日が過去の歴史を乗り越えあらゆる面でパートナーとしてよりよくお互いの国を理解してほしいです。
やはり国家の将来を背負うのはその国家の青少年です。ですから将来の日本に期待することは すなわち日本の青少年に期待することです。いま中日友好のために青少年の交流は大変大切ですがまだまだ不充分だと思います。これからもっともっと交流の人数を増やすべきです。日本の政府がもっと積極的に今の中国を日本の青少年に紹介してほしいです。やはり中日友好のためには互いに理解するのが一番だと思いますから中国のほうももっと努力しなければなりません。
そして私の考えでは中日友好は両国だけの利益にとどまるものではなくアジアそして全世界の平和に貢献するものです。
ですから 私たち中国の若者も日本の青少年と一緒に中日友好そして全世界の平和のために頑張るべきです。両国の青少年の交流促進こそが私の日本に期待することです。私も自分の小さな力を中日友好交流促進のために捧げるつもりです。
000039 郭 叙（遼寧師範大学）
輝きの大学へ
２００７年５月２０日の聖教新聞の「池田名誉会長の世界の大学への道１２――ベルー国立サンマルコス大学」を読んで、私は感動させられて、様々な感慨が一気にわいてきました。
記事の中に、池田先生はベルーの国立サンマルコス大学への訪問の経験が書いてあります。サンマルコス大学の学長ゲバラと創価大学の創立者池田先生たちが大学の未来をいろいろ語り合いました。一番印象付けられたのは「どこまでも学生を“大学の主役”とすべきだ。」という言葉です。私は大学生の一員として、強い責任感が感じました。大学生は未来を目指して、時代創造の熱と力があります。正義の炎が燃えています。だから、大学生が責任を持って大学諸行事に参加し、教師とともに一切の困難を乗り越えなければなりません。
私の大学、遼寧師範大学は新時代を迎えて、学問や科学を使いこなしていける創造的な人間を育てるという目標を目指して、努力しています。異なる大学ですが、みんな同じ目的を持ちます。それは人間の進歩と平和のためだと思います。
大学を入る前、私はものを知らなかったです。教師たちの関心と教えの下で成長しています。自分もだんだん目標が明確になり、意志も強くなります。大学を卒業の後、大学の先生になるつもりです。だから、今も、将来も人間の進歩と平和という目標に向かって、頑張りたいと思います。
大学が、精神的な価値の創造という使命があります。それに、国家と世界の運命も左右されます。私は輝きの大学事業のことを祈り、頑張っていきます。
000032 楊雲氷（大連外国語学院）
「青年こそ、交流の現場へ」を読んで
平成19年5月23日（水曜日）の聖教新聞を読んだら、「青年こそ、交流の現場へ」という大見出しが目に入った。青年である私は引き付けられ、待ってもいられずに読み始めた。
1995年9月7日、アフリカジブチ共和国のグレド大統領が日本を訪問し、池田名誉会長にジブチ共和国の「偉大なる星勲章」を授与した。長い間、池田先生はジブチと日本の友好を強めるために、いろいろ奔走した。阪神大震災の際、グレド大統領は個人の名義として、給料の三ヶ月分に相当する10000ドルの義援金を日本の被災者に贈ったことから、両国の友情がどんなに深いものであるかがわかるだろう。
「アフリカに繁栄の旭日が昇らない限り、人類の良心は血を流し続けよう」、「二十一世紀はアフリカの世紀である」と池田名誉会長はこのように記した。世界の安定の鍵を握るアフリカにもっと光を当てなければならないと思われている。
近年、アフリカを初めとする発展途上国は急速に発展していると見られ、世界から注目を浴びている。二十一世紀において、発展途上国はますます発展していくだろうと指摘した経済学者もたくさんいる。中国は世界において、最も多い人口を有し、豊かな資源に恵まれ、特に近年経済の面においても、技術の面においても、驚くほど急速に発展してきた。今は世界から注目されている。
中国と日本は共に､アジアそして世界に大きな影響力を持つ国である。2千年以上に及ぶ中日両国の交流史は、主として中日友好の歴史である。中国と日本との友好関係を築き上げ、資源の面にしても、労働力の面にしても、人材育成の面にしても、技術開発の面にしても、お互いに協力し合い、きっと両国には利益になるだろうと思う。
この数十年間、池田先生は中日友好のために努力したおかげで、中日両国人民はお互いに深く理解することができた。交流の年輪を重ね、広げるためには、なんといっても、若い人たちが交流の「現場に入る」ことだという記事も深く印象に残った。われわれ若い人は、身の回りの小さいことから、ひとつずつ、少しずつ、できることをやり続け、中日友好の信念を貫いていこうと思う。
池田名誉会長は、自ら育む人間外交の“種子”は、広大なアフリカで実を結び始めている。それからきっと中国にもきれいな花を咲かせると私は信じている。
以上
000033 王霄燕（大連外国語学院）
中日交流 青年の責任
今度、私は聖教新聞を何回も繰り返して読みました。もう一度読んだ時、新しく、もっと深い感想が湧き出てきました。
新聞の中で『新·人間革命』という小説を続き載せました。2007年5月14日に載せた「友誼の道 八」に主人公山本伸一さんは「国交の眼目とは、ただモノなどが行き交うことではなく、人間と人間の交流にこそあると考えていた。さらに，青年と青年の交流があれば、万代にわたる『友誼の道』を開くことができると確信していた。」と述べます。これを読んで、中日交流、世界平和の中で私たち青年の重要性をしみじみ感じました。
中日青年友好交流の歴史は1954年にまでさかのぼることができます。この以来の五十年ぐらいの間、両国青年の交流は、無から有を生じ、幼い時から成長するのを経験して、それぞれの歴史段階で両国関係の発展を積極的に推進します。
青年はいつも朝八、九時の太陽に喩えられます。素早い頭や火のような熱情があります。学校で様々な知識を勉強して、色々な夢を持って、更に美しい世界、すごく輝いている地球に変わっていくために絶えずに努力しています。
今、世界に新しい技術を利用して、世界各国の交流を強めて、お互いの隔たりを短縮しなければなりません。中日の交流もスムーズに進んでいます。今年は中日国交正常化３５周年ですから、中日文化交流年という活動が全国で盛大に行われることになります。今年の七月、創価学会の若者たちも中国へ来て、北京、上海、天津を訪問しました。
中日は一衣帯水の隣国として、二千年以上もの友好交流の歴史があります。歴史上、日本から多くの遣唐使が中国にわたって勉強し、中国の文化の成果を持ち帰りました。それが中日交流の第一回のピークと思います。近代になると、中国の民主革命の先駆者になる孫文（中山）先生や中国近代文学の巨匠である魯迅先生もみな日本で勉強し、日本で民主の思想を吸収しました。それが中日交流の第二回のピークと思います。現在、私たちは中日交流の第三回のピークを迎えてはいないでしょうか。
田中先生、ありがとう。先生のおかげで、日本のことや中日交流のいろいろを教えてもらって、私は中日交流の道に絶えず進んでいきます。私は希望に満ち溢れる青年として、ぜひよく勉強して、少しでも中日交流のために、世界平和のために努力したいと思います。
以上
000037 劉 静（大連外国語学院）
中日友好の輪を更に広げている
２００７年２月５日の聖教新聞の『香港の有力日刊紙「文わい報」創価大学の「周桜観桜会」を紹介』を読んでいろいろ考えました。
今年は中日友好国交正常化三十五周年です。お祝いのために、中国でも日本でもさまざまな行事を行います。
①民間交流によって、中日友好の輪を更に広げています。
「周桜」は創価学会第三代会長池田大作先生が周恩来総理大臣を記念するために創価大学のキャンパスで植えられました。この木は中日友好の象徴です。中日友好交流の象徴として、創価大学で毎年春に「周桜観桜会」を行われます。
②政府のお互いに訪問によって、中日友好の輪を更に広げています。
安倍晋三首相は三月に訪中し、温家宝総理大臣四月には訪日しました。その結果、両国の経済、文化交流と観光が更に進み、中日友好の輪を広げています。
③マスコミの宣伝をよって、中日友好の輪を更に広げています。
中国放送局は中央テレビ放送の取材陣を派遣して、日本の有名な方と有意義な所をインタビューして、中国の人民に日本のことを紹介しました。私は冬休みにこの番組を見て、日本についてたくさんの知識を学びました。中日友好文化交流するために、とても価値のある番組だと思っています。実は、香港の「文わい報」が「周桜観桜会」の写真を紹介することは同じの目的です。
④小金橋の支えによって、中日友好の輪を更に広げています。
方々は中国と日本の友好のために、さまざまなことをしました。日本語を学んでいる学生として、私は中日友好のために自分の力を発揮したいと思っています。田中先生のおかげで、小金橋の活動に参加して、たくさんの中日友好の事件を勉強する事ができました。本当にいい勉強になりました。将来、私は日本に留学するつもりです。その時、私は中国の文化を回りの日本人に紹介したいです。今は、その願いをうまく実現するために真面目に準備しています。毎日、日本語を勉強したり、中国の文化の本を読んだりしています。
民間交流や政府のお互いに訪問やマスコミの宣伝や小金橋の支えによって、中日友好の輪を更に広げることができます。
000043 李暁丹（遼寧師範大学）
青年としての責任
春はもう終わって、夏はまた来ます。暑さに弱いので、気をもんで、古典文学を勉強する気がありません。そこで、ベッドの上に聖教新聞を開いて読んでいます。２００７年５月２４日の新聞の中で，一つの社説が私には注意せざるを得ません。テーマは“師弟の魂を継ぐ青年が未来開く”ということです。主に、学会に多くの青年が希望に燃えて、使命を自覚すると言われます。
読み終わって、だんだん心が落ち着いてきます。自分の昔のやり方を思い出して、たくさんのことを反省すべきです。私たちは彼らと同じ青年なので、すべて哲学の教育を受けています。どうして私たちの間に大きいギャップがありますか。具体的に言えば、社会に貢献する方面ではぜんぜん違います。私も大きい理想を持って、何年後、必ず社会に大きく貢献をしなければならないと誓っています。
学会の青年も同じ夢があります。でも同時に、彼らは重い責任を自覚し、学会の未来だけではなく、更に社会の希望のために実践を重視し、はつらつと活躍しています。彼らは小さいことから、だんだんと大きくなっていくと固く信じています。
残念なことに、私たちはそうやるわけではないと思います。学生の時代に、勉強を目標として、ほかのことを何も考えずに一生懸命頑張ります。身の回りの小さい実践の活動はほとんど参加しませんでした。それでは、私たちに社会の重大な責任を与えて、どのように実現するか分かりません。
これによって、中日友好のことを思い出します。両国の友好はアジアだけではなく、世界の安定に期待を持たせることができます。この重要性は私たちによく分かります。でも、私たちはただすさまじいことが見えて、小さいことを疎かにします。長い間に、私たちは言うだけで何もしませんでした。ですから、私たちは徹底に間違った考えを正さなければなりません。小さいことから、落ち着いてしっかりしていきます。まず、一生懸命に日本語を勉強して、家族に対するほかに、社会にも責任感があるべきです。そして、中日友好に関する活動は積極的に参加します。これを通して、自分の学ぶ方面の能力を鍛えていきます。これも中日友好も力を入れます。
いわゆる【石の上にも三年】という諺があります。辛抱すれば、必ず成功することができます。ゆえに、普通の人なのに、自分の力を尽くすのは十分だと思います。それこそ、私たちは転じて責任を担えば、本当の前途有望な青年だと言えるでしょう。
000035 汪 娜（大連外国語学院）
真の平和を守り抜く
＜真の平和を守り抜く＞これは＜聖教新聞（7月21日）＞を読んだ後一番深い印象に残した言葉です。
聖教新聞は他の新聞に比べて重要な違いは平和のための努力だと思います。世界の何十億という人々が求めてやまない平和、ここにはその真の平和を徹して守り抜くという精神が満ち溢れています。そしてSGI会長によって切り開かれた“平和の大道”は今や世界中に広まっています。これからは池田先生の弛みない努力をした結果です。もちろん、このうえで民衆と民衆の結び、平和思想をもっとよく広げていくことができます。国と国には国境はありますが、人間の心には国境はありません。だから、各国民一人一人の心の交流は真の平和を守り抜く重要な鍵のひとつだと思います。
“平和のために池田博士の哲学を学べ”これはヌール大学からSGI会長に贈った感謝状です。なぜ池田博士の思想を大学で学ぶのか――それは真の平和を構築するためには池田博士の素晴らしい人間主義の平和哲学を共有すべきだからです。“一人の人間革命が世界の変革をも可能にする”ということは池田博士の哲学です。この哲学から平和で平等な会社を形成していくための新しい理想、新しい夢を学びました。“真の平和を徹して守り抜く”にはこれも重要なことだと思います。
池田会長は人間の根源的な価値観である平和と幸福のための教育を提唱しています。私たちは新しい時代の大学生として、自分の人格を磨き、社会に貢献できる人材に成長していくためにがんばるべきだと思います。平和は人間の精神を変革することで実現できます。そして、それが私たちの使命なのだと池田博士は教えてくださったのです。これから、この使命のために頑張っていこうと思います。
以上
000011 丛立群（大連外国語学院）
平和への思い
私が読んだ新聞は八月六日の「聖教新聞」の社説、題名は『広島「原爆の日」６２年、生命尊厳の思想を今こそ』である。
主な内容は戦後、原爆の悲劇を訴え、６５０万部のベストセラーとなった漫画『はだしのゲン』の作者また被爆者の中沢啓治氏が、真実を書き残そうと決めた。それは、亡き母親を火葬した時だった。
「おふくろの骨は灰になって拾えんかった。原爆というやつは、骨まで奪った。怒りがこみ上げた。逃げちゃいけん、と思った」
“広島と長崎を世界で最後の被爆地に！”――この思いがこれまでの核廃絶の運動を支えてきた。被爆体験は、まさに“勇気の証言”なのだ。その“勇気”を無にしてはならない。命懸けの“平和の叫び”を忘れてはならない。
創価学会池田名誉会長が戸田第２代会長の心を受け継いで世界平和への道なき道を切り開いてきた。後継の青年部は今夏、広島・長崎・沖縄の３県サミットや集会などを通じて、生命尊厳の思想を広げていくという内容だ。
この新聞を読んで、いろいろ考えた。最も重要なのは平和の大切さを忘れてはいけないことだと思う。
第二次世界大戦、広島、長崎に原爆が落とされて多くの犠牲者が出て、また原子爆弾の放射能を浴びた人々は何年も何年も苦しみ、今も病気と戦い続けている。そんな恐ろしい核兵器を大量に作り、保有している国々が現在も世界には何か国がある。１発でさえ大変な惨事になるのだ。戦争でも起これば、相手の国だけでなく、自分の国も、そして全世界、地球が破壊されかねないのだ。世界には何百か国があり、それぞれの国が独自の文化や宗教を持って生活している。そして、どの国も自分たちの生活が少しでも豊かに幸せになるようにしたい。その利害関係(経済、宗教、領土)が、隣国の国々と利害関係が相反する場合、お互い話し合って解決したほうがいいと思う。困ったとき、武力で解決するのではなくて、お互いに相手の国のことを認め合い、相手国の文化や立場よく理解し、少しずつ譲り合って、人種や言葉の壁を乗り越えて、皆は平和な世界で生活することができる。
私たちができる平和とは、まず身近にいる人々のことを理解し、認め、お互いに助け合いながら生活するように努力することだと思う。
000002 徐 蕾（遼寧師範大学）
地球温暖化と私たちの生活
「雪が溶けると、何になるの」と子供の時、先生にこう聞かれました。あの時の私たちは無邪気に「水です」と答えました。先生は笑いながら私たちを見て「違う、春だ。雪が溶けると、春になるんだよ」と説明しました。先生の趣のある答えは今でも頭の中に残っています。
大学のクラスメートAさんは南の人ですから、大学に入ってから、ずっと雪の降ることを待ち望んでいます。大学一年の時、雪があまり降らないで、瞬く間に春になりました。Aさんは残念な顔で私に聞きました「もう冬が終わったの？何で雪が降らないのかな、私は自分の目で雪を一度も見たことがない、本当に雪のある冬を見たいなあ」と彼女のがっかりした様子を見て、思わず先生の話を思い出しました。「大丈夫だ、今年ちょっと変だけど、来年きっと雪が降るよ」と私が言うと「そうだったら、いいけど、最近のニュースによると、地球の温度がだんだん上がるようになって、南極の氷まで溶け始めたので、もしか、雪が私たちの生活から消える日が来たらどうなるんだろう」
Aさんの話を深刻には受け止めませんでした。雪は急に私たちの生活から消えないと分かっていますが、もう一度真剣に地球温暖化の問題を考えなければなりません。先日、聖教新聞5月25日（金曜日）5版（10）に載った「温暖化ガス50年に半減」というニュースを読みました。二酸化炭素などの温室効果ガスについて「現状の世界の排出量は自然界の吸収量の二倍を超える」と指摘されました。このような厳しい情況を読むと、世界にすべての国、すべての人々はみんな協力して、自然界のバランスを守らなければならないと思います。地球温暖化は自然界のバランスを破ると同時に、人間にもいろいろな災難をもたらしているようです。何年か前のサーズや鳥インフルエンザのような稀な病気が私たちにもたらした恐怖心は今でも忘れられません。
地球温暖化とはオゾン層の中に穴が出来るからです。私たちが自動車の排気ガスや冷蔵庫、クーラーに使われている物質はオゾン層を破壊する主な原因だそうです。私たち協力して、ただ一つだけの地球を守るために、何かやるべき時に来たと思います。ですから、大学生として私たちは普段から、身近なことから地球を守るために自分の力を捧げるべきです。例えば、労働節、夏休みのような暇がある時、植林ボランティアとして木を植えることはいいと思います。大学生の間に植林への理解が深まり、活動が広まっていくと思います。その時、私は一番先に参加するつもりです。
000049 邢微微（大連外国語学院）
社会に役立つ人間に
2007年5月２５日の聖教新聞を読んで、ある一言に目を惹かれました。
「社会の隅々に人間主義の英知を 」。そしてこの言葉の上にこのような文字が書かれてありました。「現実からかけ離れて仏法は存在し得ません。人々の不幸と悲惨を取り除いていく、力ある人間主義の哲理をもって、社会の変革に挑戦し続けているのが、真実の仏法を実践する創価学会です。」
そうです、社会には目を閉ざして、自身の安穏だけを追い求めていくのが仏教であるかのようなイメージを抱いている友人がいるかも知れませんが、本来の仏教は決してそうではありません。御書には「智者とは世間の法より外に仏法を行わず、世間の治世の法を能く能く心へて候を智者とは申すなりと仰せです。」これは『智恵ある人とは、社会の営みから外れて仏法を実践するのではなく、現実社会において、民衆の幸福を実現する法を心得ている人を智者というのです』との趣旨です。
もともと、仏法を信じるとは、一つの信仰だけだと思っていました。ただそれを信仰する人自身のことで、他人とか、社会とかとはあまり関系がないと思っていました。しかし、聖教新聞を読んでいくと、仏法とはそんなに偉大なるものなんだと感心し、そして、やっと創価学会の本当の意味がわかって、聖教新聞を読んでいったのです。
世の中には様々な信仰があります。人生観や価値観によって人間は異なったものを信じます。何を信じようとしても、やはり社会に合って、人間主義に合って、人類文明に合っているものが前提です。現実から離れて、科学から離れて、存在しないものは、世の中に長く生きられません。だから、いつも自然と人間に慈愛と情熱を持つべきです。いわゆる身の回りの環境にやさしく、根源を大切にし、身近な人には報恩の心と感謝な心で、生き生きと皆の幸せのために行動すべきです。
たぶんすべての中国人は学校に入る時から教えられたものは「将来、社会に役立つ者になろう」です。幼いころは実はその言葉の本当の意味も、どうすれば社会に役立てるかも分からなかったのです。社会に役立てるとはどんなに難しいことなんだと思っていましたが、だんだん大きくなっていくうちに分かりました。社会に役立てるためには国会の議員になるとか、全社会に知られるとかのわけではありません。あなたは生きて、悪い人間でない限り、人生の中できっと何か社会に役立てることができるとおもいます。ほんのわずかな事でもいいのです。例えば、バスの中で年配の方に席を譲ることとか、ごみをちゃんとあった時間にあったところに出すこととかでいいです。
「あなたには、あなたでしか咲かせられない人生がある。」池田名誉会長のこの指針を心に覚え、社会に役立てる人間になろう。
000028 張 琳
聖教新聞から知ること
夏休みの前に、先生から聖教新聞を借して頂いた。2007年8月2日、もう一度、この新聞を読んで、もっと情報を貰った。聖教新聞は日本創価学会の機関紙だ。自身だけではなくて、人類全体の平和を促進することの目標を持っている新聞だ。創価学会は日本民衆から創立されたのだ。この学会の主旨は大乗仏教と同じ、人間が助け合うことと世界平和、人類平和ということを提唱する。
2007年5月23日版の聖教新聞を読むと、中国．北京第一試験小学校と創価小学校が交流絵画展示会を行うことを知った。
この新聞を読んでから、私ははっきり分かった。これは池田大作先生を代表として創価学会の人々が人類の平和を促進するために、一生懸命に力を尽くすことではないか。現在、日本にとって、一番大切な外交問題はどのように日中関係を改善するのであるか、どのように日中友好交流を進めるかということである。それで、この場合に、池田先生が創価学会を指導して、日中両国の小学校で交流絵画展示会を行ったことは日中両国の友好に重大な役割を果たした。そして、日中両国友好交流のために、池田大作先生は「金の橋」を建てた。この日中友好の貢献精神は多いに褒賞されるべきではないか。
池田大作先生は創価学会と一緒に、中国の範囲だけではなく、世界の多くの国行って、平和というテーマを宣伝している。2007年4月20日、オーストラリアの名門で、関西創価学園と、“永遠の友情の木”の植樹式を行った。学校は創立者の池田名誉会長に「世界平和貢献賞」、「人間教育名誉大使賞」を贈った。池田大作先生と創価学会の人々は恐れを知らず、苦労をいとわない、世界の平和のために、大きい貢献を続けている。
創価学会は個性を尊重し、個性を結び、友好的な関係を作ることを提唱する。そして、創価とは人間の無限生命力を発揮させていくという意味を分かった。人間のため、自分自身の利益を見てなくて、人類と世界の平和に力を尽くしなければならない。こんなことを完成することを通して、自分の生きがいを感じる。
聖教新聞を読んでから、世界の平和を促進して保つのは、一番重要だと分かった。そして、世界平和と人類の幸せのため、自分の力を尽くしたい考えが自然に沸き起こる。